2014年9月 のアーカイブ

とほかみゑみため

2014年9月13日 土曜日

本日は気温以上に残暑を感じる一日となりました。

市内の全中学校で体育祭が行われたのも影響しているのでしょうか、今日は市内より市外からのお参りが多かったようです。

さて、今日は社務所で五年祭、自宅で五十日祭があり、奥津城(おくつき;墓所)で墓前祭と埋葬祭のご奉仕がありました。

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繰り返し繰り返し行われる祖先のまつりにより、神さまとなられるご先祖さまです。

手を合わせ、頭を垂れ、真心を込める事により、残りし人たちに恵みを与えてくれることと思います。

とほかみゑみため   とほかみゑみため   とほかみゑみため

(とお)つ神 笑(え)み給(たま)へ 稜威(いつ)の御霊(みたま)を 幸(さきは)へ給へ

帯祝い

2014年9月12日 金曜日

残暑がほとんどないまま、お彼岸を前に秋が深まってきた感じです。

過ごしやすい気候の中、地鎮祭も穏やかにご奉仕することができました。

さて、今日は今月最初の「戌の日」。(いぬのひ)

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「岩のように丈夫に育ちますように」との意から「岩田帯」(いわたおび)をしめますが、安定期でもあり、縁起の良い吉数である5ヶ月目の戌の日を選んで「帯祝い」をします。

先月の31日の戌の日は、日曜日とあって多くの安産祈願がありましたが、数組の祈願者からの依頼により、社務所で着帯のお手伝いを致しました。

祈願者に授与する特製の岩田帯( 斎肌帯 )

祈願者に授与する特製の岩田帯( 斎肌帯 )

次の戌の日は24日(水)です。

お伊勢さまと氏神さまのお神札

2014年9月11日 木曜日

今日は平塚八幡宮において中・平塚・伊勢原連合神社総代会理事会が開催され、第41回研修旅行について協議しました。

来る11月17日(月)・18日(火)、常陸国一宮の鹿島神宮、下総国一宮の香取神宮、安房国一宮の安房神社に参拝することになりました。各社とも旧社格は官幣大社という由緒正しき名社ばかりです。

例年通りバス3台で計画しています。

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さて、神奈川県神社庁から家庭のまつりを推奨する告知用の幟旗(のぼりばた)が到来しました。

早速、所管22社分も追加依頼をして、「祈りのある暮らし」の推進につとめたいと考えています。

平成25年秋に伊勢の神宮では、「皇家(こうか)第一の重事(じゅうじ)、神宮無双(むそう)の大営(たいえい)」といわれる「神宮式年遷宮」が厳粛に古式のままに斎行(さいこう)されました。

1300年にわたり繰り返される20年に1度の営みが、永遠の生命力を私たちにもたらしてくれます。

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日本人の総氏神さまであるお伊勢さま(神宮大麻)、氏神さまのお神札をおまつりして、家庭や職場の安全と発展を祈り、生命の蘇(よみがえ)りを図りましょう。

企画展出陳

2014年9月11日 木曜日

昨日は、神奈川県立歴史博物館で開催される遺跡展「発掘された御仏と仏具-神奈川の古代・中世の仏教信仰-」(12月6日-1月18日)にあたり、県教育委員会から出品の依頼と事前調査がありました。

今回の企画展では仏教関連の遺跡が出陳されますが、三之宮郷土博物館所蔵の「銅鋺」(どうわん:仏具)を始め、境内の経塚(きょうづか)から出土した「経筒」(きょうづつ)や「古瀬戸四耳壺」(こせとしじこ)、「丸瓦」(まるがわら)などを貸し出し予定です。

銅鋺

銅鋺

銅鋺は神社の西側に位置する登尾山古墳(とおのやまこふん:市教委・文化財サイト)から、装飾大刀(そうしょくたち)、馬具一式、銅鏡などとともに出土したものです。

相模国からの出土例は4例(小田原・秦野・伊勢原・横須賀)であり、高台(こうだい)付きで蓋(ふた)を伴うのは唯一例です。

仏教の広がりとともに古墳がその存在意義をなくしていきますが、副葬品の銅鋺には、「法具」(ほうぐ)としてというより、埋葬者の「権力の象徴」として納められたものと考えられています。

いずれにしても、仏教文化をもたらす貴重な資料であることは間違いありません。

経筒

経筒

経筒は経典(きょうてん)を入れて納めたもので、円筒形・六角形・八角形で、青銅製・金銅製・鉄製・陶製・石製などがあります。

境内の経塚から出土した経筒は丸瓦に包まれて発見されたこともあり、保存状態がとてもよいものです。

後日、出品のための写真撮影があり、あらためて展示会のお知らせを致します。

境内一円の消毒

2014年9月10日 水曜日

月が地球に最も近づき、普段より大きく、そして明るく見える「スーパームーン」という現象もあり、満月の昨晩は「十六夜の月」を各地で堪能することができたと思います。

日本の神話には「月読命」(つきよみのみこと:月読尊・月夜見尊・月弓尊)が三貴子(さんきし)の一として、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)の禊(みそぎ)の際に、天照大御神(あまてらすおおみかみ)に次いで右目から生まれます。

言わずと知れた月神(つきのかみ)、夜の食国(おすくに=お治めになる国)、暦を司る神さまです。

(そ)の光彩(ひかりうるは)しきこと日(ひ)に亜(つ)げり 『日本書紀』

駐車場にて

駐車場にて ( 昨晩 )

さて、本日は参拝者の少ない時間を見計らい、境内一円の消毒作業を実施しました。

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ウイルスが原因の感染症「デング熱」の恐怖が、代々木公園を中心に話題となっていますが、今回の薬品散布は有害な毛虫を駆除するのが目的です。

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安心してお参りいただき、心の安らぎを得て欲しいと願っています。

優雅に

2014年9月9日 火曜日

夕べはとうとう「十五夜」のお月さまを眺めることができませんでした。

「中秋」は旧暦8月15日の称であり、「仲秋」は旧暦7月・(初秋)8月(仲秋)・9月(晩秋)を秋といったことから由来するようです。

お月見のお供え物

お月見のお供え物

9月8日と早い時期に仲秋の名月がやってきたのは38年ぶりとのことですが、昨日は二十四節気の一で「白露」(はくろ)でもありました。

野草に宿る「しらつゆ」が秋の趣をひとしお感じさせる時期にもあたります。

更には本日は五節句の一で「重陽」(ちょうよう)。

陽数の極である九が重なることから「重九」(ちょうきゅう)ともいい、平安時代には宮中儀礼として「観菊の宴」が行われた、長寿を祝うめでたい日です。

今宵は十六夜(いざよい)の月を優雅に楽しみたいものです。

新聞記事

2014年9月8日 月曜日

昨日に続いて肌寒い一日となりました。

はっきりとしない天候なので、テントなど濡れたものの片付けは先送りです。

毎日新聞

毎日新聞

昨日の泣き相撲の記事が本日の朝刊(毎日新聞・読売新聞)に掲載されました。

両紙ともカラー写真入りで、行事の様子がはっきりと伝わるものでした。

読売新聞

読売新聞

今後の開催に向けて多くの課題もありますが、「次は下の子が参加します。」「とっても楽しかったです。」など、温かく心強い言葉を頂き、来年につながる後押しとなりました。

一心泣き相撲比々多場所

2014年9月7日 日曜日

台風14号が東に向かっていますが、今日は秋雨前線の影響でしょうか。

残念ながら、本降りとなり気温も昨日より6・7度低くなりました。

しかしながら、比々多の杜は元気な赤ちゃんの泣き声と家族の温かな笑顔に包まれて、「一心泣き相撲比々多場所」が賑やかに開催されました。

その様子をどうぞご覧下さい。

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ご神前では健康祈願祭を執り行いました。

赤ちゃんの卒業式、今後も健やかなる成長を願うばかりです。

泣き相撲の支度

2014年9月6日 土曜日

昨日に続いて真夏日、湿度も高い一日でした。

明日の「一心泣き相撲比々多場所」開催に向けて、終日その準備にあたりました。

化粧回し

華やかな化粧回し

残念ながら、予報では午前中は小雨模様ということで、土俵は参集殿内に設えることになりました。

泣き相撲の土俵

泣き相撲の土俵

行事は全て予定通り行う予定なので、参加予定の方は楽しみにお参り下さい。

また、若干の余裕もありますので、当日参加も受け付け致します。

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おみくじ

2014年9月5日 金曜日

今日の当地は久しぶりの真夏日となり、湿度も高くて出張祭儀では汗びっしょりとなりました。

今週は七五三やお正月に向けた授与品の仕入れや諸準備など、深まる秋とともに、社務も徐々に繁多になり始めています。

各種おみくじ

各種おみくじ

授与所には今日から新しいおみくじが登場しました。

おみくじは種類も多く、神社によっても異なりますが、神さまの加護を祈る人に吉凶や、教示、注意を与えてくれるものです。

その内容は、大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶といった運勢判断や、願い事・待ち人・恋愛・縁談・旅行・失物(うせもの)・金運・商売・相場・学問・出産・病気・・・など、生活全般にわたることが示されています。

また、和歌などが記されているものもあります。

26.1.3

おみくじは、「結び」=「産霊」(古くは 〝 ムスヒ 〟 と清音)ということから、真心をこめて結ぶ習わしがありますが、持ち帰って読み返すことにも意義があります。

吉と出ても油断せず、凶と出ても用心することが肝心です。