2014年9月11日 のアーカイブ

お伊勢さまと氏神さまのお神札

2014年9月11日 木曜日

今日は平塚八幡宮において中・平塚・伊勢原連合神社総代会理事会が開催され、第41回研修旅行について協議しました。

来る11月17日(月)・18日(火)、常陸国一宮の鹿島神宮、下総国一宮の香取神宮、安房国一宮の安房神社に参拝することになりました。各社とも旧社格は官幣大社という由緒正しき名社ばかりです。

例年通りバス3台で計画しています。

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さて、神奈川県神社庁から家庭のまつりを推奨する告知用の幟旗(のぼりばた)が到来しました。

早速、所管22社分も追加依頼をして、「祈りのある暮らし」の推進につとめたいと考えています。

平成25年秋に伊勢の神宮では、「皇家(こうか)第一の重事(じゅうじ)、神宮無双(むそう)の大営(たいえい)」といわれる「神宮式年遷宮」が厳粛に古式のままに斎行(さいこう)されました。

1300年にわたり繰り返される20年に1度の営みが、永遠の生命力を私たちにもたらしてくれます。

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日本人の総氏神さまであるお伊勢さま(神宮大麻)、氏神さまのお神札をおまつりして、家庭や職場の安全と発展を祈り、生命の蘇(よみがえ)りを図りましょう。

企画展出陳

2014年9月11日 木曜日

昨日は、神奈川県立歴史博物館で開催される遺跡展「発掘された御仏と仏具-神奈川の古代・中世の仏教信仰-」(12月6日-1月18日)にあたり、県教育委員会から出品の依頼と事前調査がありました。

今回の企画展では仏教関連の遺跡が出陳されますが、三之宮郷土博物館所蔵の「銅鋺」(どうわん:仏具)を始め、境内の経塚(きょうづか)から出土した「経筒」(きょうづつ)や「古瀬戸四耳壺」(こせとしじこ)、「丸瓦」(まるがわら)などを貸し出し予定です。

銅鋺

銅鋺

銅鋺は神社の西側に位置する登尾山古墳(とおのやまこふん:市教委・文化財サイト)から、装飾大刀(そうしょくたち)、馬具一式、銅鏡などとともに出土したものです。

相模国からの出土例は4例(小田原・秦野・伊勢原・横須賀)であり、高台(こうだい)付きで蓋(ふた)を伴うのは唯一例です。

仏教の広がりとともに古墳がその存在意義をなくしていきますが、副葬品の銅鋺には、「法具」(ほうぐ)としてというより、埋葬者の「権力の象徴」として納められたものと考えられています。

いずれにしても、仏教文化をもたらす貴重な資料であることは間違いありません。

経筒

経筒

経筒は経典(きょうてん)を入れて納めたもので、円筒形・六角形・八角形で、青銅製・金銅製・鉄製・陶製・石製などがあります。

境内の経塚から出土した経筒は丸瓦に包まれて発見されたこともあり、保存状態がとてもよいものです。

後日、出品のための写真撮影があり、あらためて展示会のお知らせを致します。