2週間後の10月3日には、神奈川県神社庁の例祭に併せて神宮大麻(じんぐうたいま)暦(れき)頒布始祭(はんぷはじめさい)が執り行われ、新年の神棚におまつりするお神札(ふだ)を頒(わか)つ準備が始まります。
さて、本日は神宮大麻の頒布推進会議が開催され、県内10支部の代表者が神社庁に集まりました。
今後3ヶ年計画で都市部を中心に家庭祭祀の推進を図りますが、神社本庁から担当部長も来庁され、推進計画や「神社に関する意識調査」などについての報告がなされました。
また、県内の取り組みや各支部の事例報告などがありました。
県神社庁の担当委員会では、神棚のないアパートやマンション暮らしでもお参りが可能な簡易神棚やお神札立てなどの準備、学校や勤務先など別の地域で暮らす家族が生活の安心安全を祈るため、お神札をふるさと便として送るなどの施策を鋭意検討しています。
全てのものがあらたまる新年に、お伊勢さまと氏神さまの新しいお神札をおまつりして、一年間の平穏無事、家族の幸せを祈るのは、ご先祖さまから受け継がれてきた良き習わしであり、日本人の美しい心の表れでもあります。