相模国三ノ宮・比々多神社

験あることは諸人の知るところなり

昨日は学校の先生が「厄災消除」(やくさいしょうじょ)を願ってお参りになりましたが、本日は手術をするご主人の「病気平癒」、また、願いが叶うよう「心願成就」の祈祷がありました。

神社では安産祈願や初宮参り、七五三や結婚式、厄除けなどの人生儀礼はもとより、生活の中で生じる苦悩などに応える祈願も数多くあります。

天保の社伝記

天保の社伝記

当社の 『 天保5年社伝記 』 (1834)、また 『 新編相模風土記稿 』 (1841)には、「祈願あるもの幟(のぼり)を奉納、疫病流行の折にこの幟を家内に建置けばその難を逃れ、験あることは諸人の知るところなり」とあります。

現在にあてはめると、疫病は病気だけでなく、目に見えない悩みや苦しみともいえるかもしれません。

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