月が地球に最も近づき、普段より大きく、そして明るく見える「スーパームーン」という現象もあり、満月の昨晩は「十六夜の月」を各地で堪能することができたと思います。
日本の神話には「月読命」(つきよみのみこと:月読尊・月夜見尊・月弓尊)が三貴子(さんきし)の一として、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)の禊(みそぎ)の際に、天照大御神(あまてらすおおみかみ)に次いで右目から生まれます。
言わずと知れた月神(つきのかみ)、夜の食国(おすくに=お治めになる国)、暦を司る神さまです。
其(そ)の光彩(ひかりうるは)しきこと日(ひ)に亜(つ)げり 『日本書紀』
さて、本日は参拝者の少ない時間を見計らい、境内一円の消毒作業を実施しました。
ウイルスが原因の感染症「デング熱」の恐怖が、代々木公園を中心に話題となっていますが、今回の薬品散布は有害な毛虫を駆除するのが目的です。
安心してお参りいただき、心の安らぎを得て欲しいと願っています。