2014年9月26日 のアーカイブ

建築儀礼

2014年9月26日 金曜日

昨日の雨空とは打って変わり、秋晴れの一日となりました。

彼岸明けの大安の佳(よ)き日、地鎮祭や竣工祭、解体祓、伐木清祓、神棚祭などの出張祭儀がありました。

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個人でも会社でも建物を建てるというのは、とても大きな事業です。

土木事業の着工前に行われる地鎮祭(じちんさい・とこしずめのまつり)は、敷地の守護神をまつって神慮(しんりょ)を和め、土地の平安堅固(へいあんけんこ)を祈ります。

「建前」(たてまえ)「棟上げ」(むねあげ)といわれる上棟祭(じょうとうさい)は、家屋の守護神及び工匠(たくみ)の神をまつって新屋(にいや)に禍(わざわい)なく、幸を願います。

建物が完成して入居にあたり行う竣工祭(しゅんこうさい)は、家祓(やばらい)ともいわれ、神明の加護により無事竣工成就したことに感謝し、寿(ことほ)ぎ祝うとともに、室屋の安全堅固ならんことを祈ります。

これらは「建築儀礼」といわれていますが、中古住宅の購入や事務所の開設にあたり、家屋や事務所の清祓(きよはらえ)をして、神棚を設けてお神札をおまつりするのも、その一つといえるでしょう。

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神社の社殿以外の臨時の場所で行われるお祭りでは、祭場に神さまを招き(降神)、また帰去(昇神)を願いますが、青葉常磐木(あおばときわぎ)である真榊(まさかき)に御幣(ごへい)をつけた神籬(ひもろぎ)を依代(よりしろ)として、降神詞(昇神詞)を微音で唱え、「オーオーオー」という警蹕(けいひつ)を発して神さまを迎え(送り)ます。

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まとめてお知らせ

2014年9月26日 金曜日

18日のブログ「外国からのお参り」でご紹介しましたが、今度は伊勢原版の外国人向け観光案内(フリーペーパー)が発行(伊勢原市伊勢原市観光協会)され、羽田空港や都心の駅頭など、外国人の多いところに置かれる予定です。

昨晩は比々多地区の観光振興会発足に向けた準備会合が開催されました。

地域がもつ魅力を発信しながら地域振興につなげていく計画です。

26.9

また、伊勢原市公式イメージキャラクター「クルリン」のサクマドロップス第2弾(ver.2014)が発売されました。

大山・日向・三ノ宮・伊勢原が缶にデザインされています。

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本日発行のタウンニュースには、神奈川県神社庁主催の青少年書道展・絵画展において、絵画の部門で特別賞に選ばれたお二人のことが掲載されました。

これを契機に更に沢山の絵を描いて欲しいと願うところです。

おめでとうございます

おめでとうございます

そして、中・平塚・伊勢原連合神社総代会主催の参拝旅行の案内が到来しました。

「旅(たび)」の語源は、「たどる日」「他日(たび)」「外日(とび)」「外辺(たび)」「飛(とび)」「発日(たつび)」「他火(たび)」など諸説あるようですが、住む地を離れて、一時、よその地に行くことです。

今年で41回目を数える旅行ですが、管内の神社総代・役員・神職等とよその地で親睦を深める良い機会です。

soudaikai