明明後日は彼岸の入りとなりますが、気がつくと神社周辺では〝葉見ず花見ず〟といわれる彼岸花が茎をすっーっと伸ばし、深紅の花を咲かせました。
よく知られた曼珠沙華(まんじゅしゃげ)という別名がありますが、天蓋花(てんがいばな)、地獄花(じごくばな)、壱師(いちし)・・・など、驚くことに千個もの異名をもつそうです。
道の辺のいちしの花のいちしろく人皆知りぬわが恋妻は 『万葉集』 柿本人麻呂
予報では週末の天気はあまり良くないようですが、「暑さ寒さも彼岸まで」という慣用句のように、過ごしやすい気候に落ち着くでしょうか。
折々の自然に恵まれたわが国では、移ろう季節の中で生活を営みながら、長い年月をかけて「四季のまつり」や様々な「年中行事」を生み出し、豊かな文化を育んで来ました。
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