2013年11月 のアーカイブ

参拝旅行2日目

2013年11月19日 火曜日

続いて、参拝旅行2日目の様子をお伝えします。

三河湾を望む西浦温泉の宿を後にして、一路熱田神宮へ向かいました。

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熱田神宮は延喜式の名神大社(みょうじんたいしゃ)で、勅祭社(ちょくさいしゃ)に列せられ、伊勢の神宮につぐ格別に尊いお宮として全国から崇敬をあつめています。

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当社のご祭神でもある日本武尊(やまとたけるのみこと)のお妃(きさき)・宮簀媛命(みやすひめのみこと)が三種の神器の一つである草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を奉斎(ほうさい)したことに始まります。

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今年はその創祀(そうし)から数えて1900年の年にあたり、記念事業として本宮並びに神楽殿が修造(しゅうぞう)され、ご神威(しんい)も新たなお社にお参りすることができました。

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総代会一行113名は、神職によるお祓いを受けて、清々しく御垣内特別参拝をしました。

2号車で集合写真

集合写真 2号車

また、文化殿(宝物館)において古神宝・絵画・刀剣・彫刻・工芸品などの展示品を拝観しました。

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新造された荘厳な神楽殿では、七五三詣りを中心に多くの人たちが頭を垂れてご祈願を受けていました。

境内では神前結婚式で参進する姿も目にすることができました。

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その後、尾張総社・國府宮(こうのみや)で知られる尾張大國霊神社(おわりおおくにたまじんじゃ)に向かいました。

重要文化財に指定される楼門(ろうもん)と拝殿(はいでん)は歴史と伝統の重々しさを感じ、尾張式といわれる特徴的な建築様式をじっくりと拝観しました。

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天下に名だたる悪疫退散(あくえきたいさん)の祈りがこめられた「儺追神事」(なおいしんじ=はだかまつり)のための儺追殿(なおいでん)及び付随する建物の大規模な修造工事が進められていました。

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名古屋名物「きしめん」をお昼にいただき、三河武士のやかた家康館八丁味噌の郷に立ち寄りながら、帰路へと向かいました。

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お蔭様で、総代さんたちと親睦を深めながら有意義な参拝旅行となりました。

中・平塚・伊勢原連合神社参拝旅行

2013年11月19日 火曜日

18・19日の両日、第40回中・平塚・伊勢原連合神社総代会参拝旅行「日本武尊・熱田神宮と三河一望西浦温泉旅行」が開催されました。

今年は管内31社113名が参加(当社は宮司以下総代15名)し、バス3台が各集合地を出発しました。

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三大稲荷の一つともいわれる豊川稲荷(曹洞宗)の門前町で、昼食に名物のお稲荷さん(稲荷定食)をいただいた後、豊川稲荷を参詣しました。当総代会でも何度かお参りをしていますが、広い境内を巡りながら荘厳な建物をゆっくりと拝観しました。

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続いて、三河国一宮・砥鹿神社に参拝。

客殿新築工事の最中でしたが、何組かの七五三詣りの姿を目にしました。

また、トヨタ会館ミュージアムを見学した後、三河湾を望む西浦温泉へと向かいました。

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西谷戸組の注連縄づくり

2013年11月17日 日曜日

今日から所管神社の「新嘗祭」(にいなめさい=当社では「新穀勤労感謝祭」)が始まりました。

午前中は神明神社(伊勢原市笠窪)、午後は雷電神社(伊勢原市串橋)で、併せて神宮大麻頒布式を執り行いました。

兼務社の祭典は12月中旬まで続きます。

さて、本日は三ノ宮・西谷戸組の皆さまによる注連縄(しめなわ)づくりが実施されました。

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今年も御神田(神社下:神奈川県神道青年会)で刈り取ったばかりの古代米の稲藁を用いました。

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縄綯(なわな)いは、3つの藁束を撚(よ)って綯い合わせながら、太く長いものに仕上げていきます。

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組長さんの指示のもと、西谷戸組の皆さんが息を合わせて段取りよく進められました。

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この注連縄は、12月15日に鳥居と御神木(参道の杉の巨木)に掛けられます。

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それまでの間は、カビが生えないよう吊して保管しておきます。

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西谷戸組の皆さま、今年もありがとうございました。

小春日和の結婚式

2013年11月16日 土曜日

本日は気温も上がり、穏やかな日差しに包まれた一日でした。

大安吉日、戌の日と重なり、七五三詣りや安産祈願で境内が賑わう中、神前結婚式を執り行いました。

その様子をご覧ください。

ご結婚おめでとうございます

ご結婚おめでとうございます

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結婚指輪

結婚指輪

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霜月の折り返し

2013年11月15日 金曜日

霜月も折り返しの15日を迎え、月次祭(つきなみさい)を斎行し、皇室の御安泰と国の安寧、氏子崇敬者の安全と発展を祈り上げました。

色づく紅葉

色づく紅葉

本日は七五三でしたが、生憎の雨模様。

平日ということもあり、三歳児の七五三詣りがぱらぱらと見られました。

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明日は安産祈願の吉日「戌の日」とも重なり、七五三詣りの人出で境内は賑わいそうです。

お行儀よく

2013年11月14日 木曜日

昨日・本日と幼稚園の園児がどんぐり拾いにやって来ています。

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もちろんお参りやご挨拶もお行儀よく、上手に出来ました。

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この後、元気に歩いて蜜柑(みかん)狩りへと出掛けましたが、比々多の蜜柑山は日差しを浴びて輝いています。

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生産農家の方から頂いた百合の花も見事に咲き始め、気品ある香りが漂っています。

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安全堅固であるよう

2013年11月13日 水曜日

風邪の備えやインフルエンザの予防接種は大丈夫でしょうか。

今朝は風が冷たく、外出にはコートや手袋などの防寒対策が必要な陽気となりました。

さて、春に地鎮祭奉仕をしたお宅で、無事に住まいが出来上がりました。今朝は「新築家祓」並びに「家屋解体祓」に伺いました。

古儀による新室祭(にいむろさい)では、神籬(ひもろぎ)は設けず、神饌(しんせん:お供え物)を奉(たてまつ)らず、祝詞(のりと)は巽(たつみ:東南)の方位を向いて微音(びおん)で奏上(そうじょう)する、御富伎玉(みほぎだま:四隅に掛ける玉)という玉を掛ける、・・・などの特殊な祭儀(さいぎ)ですが、最近行われているのと同様、当社では祭壇を設けて通常の祭儀で行っています。

神籬~神さまの依り代(よりしろ)。祭儀において降神(こうしん:神降ろし)・昇神(しょうしん:神上げ)をする。

木の神さま・屋船久久能遅命(やふねくくのちのみこと)、稲の神さま・屋船豊宇気姫命(やふねとようけひめのみこと)をお迎えして、その加護により新築工事が竣工したことを神明(しんめい)に感謝し、喜び祝うとともに、将来にわたり安全堅固であるよう願いました。

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続いて、今までの住居において、長年の加護に感謝しつつ、解体工事が安全に進むよう祈りをこめました。

既に改築も含めて100年近くお住まいのご家庭とあって、引っ越しの経験もなく不安な一面もあろうかと思われますが、無事に引っ越しが済み、お疲れが出ないよう願うところです。

3度目のお伊勢参り

2013年11月12日 火曜日

昨日・本日の2日間、神奈川県議会神道議員連盟の御供(おとも)として、禰宜が伊勢に参りました。

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初日(11日)は、先ず二見興玉神社に浜参宮(*はまさんぐう)をしましたが、風が強く常世(とこよ)の波が押し寄せる如く、高波による潮をかぶるほどでした。

*浜参宮~古来お伊勢参りの前に二見浦で禊(みそぎ)をするのが慣わし

お伊勢参りの賓客(ひんきゃく)の休憩・宿泊施設として建設された賓日館(ひんじつかん:国指定重要文化財)を見学しました。

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その後、外宮(げくう)に御垣内(みかきうち)特別参拝、そして式年遷宮で神さまのお遷りになった後の正宮(しょうぐう)、古殿地(こでんち)を拝観しました。

また、昨年春に開館したせんぐう館をゆっくりと見学しました。

日本の夕日百選に選ばれた新浜島温泉の宿で旅の汗を流し、伊勢志摩の海の幸を堪能しました。

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2日目(12日)はいよいよ内宮(ないくう)の参拝です。

空気は冷たいものの穏やかな日差しに包まれながら、宇治橋を渡り五十鈴川(いすずがわ)の清き流れで心身を清めました。

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「伊勢に行きたい伊勢路が見たいせめて一生に一度でも」と歌われるお伊勢参り。

江戸時代には〝 お蔭参り 〟といって、庶民の一生に一度の楽しみでもありました。

今年は第62回神宮式年遷宮が斎行され、10月の時点で1千万人を超える人たちがお伊勢さんに足を運んでいます。

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静粛な気持ちで御垣内特別参拝、そして神楽殿において御神楽を奉納しました。

全国各地の神社関係者も多く、何人かの人たちに出会いました。

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おはらい町やおかげ横丁は、平日にもかかわらず、買い物や食事をする人たちで大賑わいでした。

今年3度目のお伊勢参りでしたが、とても有意義な機会となりました。

記された年号

2013年11月10日 日曜日

本日は真田神社(平塚市真田)の月次祭(つきなみさい)や各種出張祭儀がありました。

三狐(みきつね)神社(平塚市上吉沢)では、お稲荷さんの社と灯籠を新造し、竣工式を執り行いました。

新造されたお社と灯籠

新造の三狐神社と灯籠

過去の棟札の記録を見ると、平成2年(1990)、昭和10年(1935)、安政5年(1858)、そして字の読めないものが残っていました。

何れも上吉沢台地区の氏子中が大義を以て守ってきたことがうかがえます。

「維時」(これとき)は今の時という意味で、年号を強調するものです。

棟札

棟札

大山灯籠はこの地区における大山信仰のあかし(証=灯)として、夏山の一ヶ月間蝋燭(ろうそく)に火が灯されるそうです。

台地区の役員さん

台地区の皆さん

また、生憎の雨と強風の中でしたが、中久保道祖神(平塚市北金目)の移転がありました。

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中久保地区では、平塚市真田北金目特定土地区画整理事業により、平成21年5月に道祖神仮移転の神事を執り行いました。

この度、造成事業の完成と地主さんの厚意により、元の場所に戻ることとなり、あらためてご奉仕をいたしました。

中久保の皆さん

中久保の皆さん

2組の双体像には、大正9庚申(1920年)、文化9壬申(1812年)と記されていて、どちらも申(さる)年であることを認識しました。

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この地域は区画整理により町の様子が一変し、今昔の感があります。

しかしながら、道祖神は道の辻で路傍(ろぼう)の神さまとして、今もこれからも地域の安全を見守ってくださると思います。

地域の宝もの

2013年11月10日 日曜日

発達した低気圧と前線の影響で全国的に風が強く、当社でも落ち葉掃除が間に合わないほどでした。

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午前中は予定にない200名の団体もありましたが、霜月の佳き日で七五三詣りの家族連れで賑わいを見せました。

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七五三は11月15日ですが、平日ということもあり、今月いっぱいは週末を中心にお参りがあろうかと思われます。

親として子供の健やかなる成長を祈願するのと同様に、地域共同体の一員としての晴れの機会であることも考えていただければ幸いです。

言うまでもなく、子供は地域の宝ものです。