本日は真田神社(平塚市真田)の月次祭(つきなみさい)や各種出張祭儀がありました。
三狐(みきつね)神社(平塚市上吉沢)では、お稲荷さんの社と灯籠を新造し、竣工式を執り行いました。
過去の棟札の記録を見ると、平成2年(1990)、昭和10年(1935)、安政5年(1858)、そして字の読めないものが残っていました。
何れも上吉沢台地区の氏子中が大義を以て守ってきたことがうかがえます。
「維時」(これとき)は今の時という意味で、年号を強調するものです。
大山灯籠はこの地区における大山信仰のあかし(証=灯)として、夏山の一ヶ月間蝋燭(ろうそく)に火が灯されるそうです。
また、生憎の雨と強風の中でしたが、中久保道祖神(平塚市北金目)の移転がありました。
中久保地区では、平塚市真田北金目特定土地区画整理事業により、平成21年5月に道祖神仮移転の神事を執り行いました。
この度、造成事業の完成と地主さんの厚意により、元の場所に戻ることとなり、あらためてご奉仕をいたしました。
2組の双体像には、大正9庚申(1920年)、文化9壬申(1812年)と記されていて、どちらも申(さる)年であることを認識しました。
この地域は区画整理により町の様子が一変し、今昔の感があります。
しかしながら、道祖神は道の辻で路傍(ろぼう)の神さまとして、今もこれからも地域の安全を見守ってくださると思います。