2013年4月 のアーカイブ

三ノ宮の幟立て

2013年4月14日 日曜日

本日は朝8時半から三ノ宮自治会による幟(のぼり)立てが行われました。

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比々多神社の氏子(うじこ)は、三ノ宮・栗原(くりばら)・神戸(ごうど)・木津根橋(きつねばし)ですが、境内の幟立ては昔から宮元の三ノ宮と木津根橋の役割です。

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境内には60名余りの人たちが集まり、重機で幟竿(のぼりざお)を吊り上げ、ロープでバランスをとりながら持ち上げて固定しました。

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頂上には、常緑樹(じょうりょくじゅ)である樫(かし)の枝をたくさん差し立て、御幣(ごへい)を結(ゆ)いつけました。

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時折強い風が吹きましたが、安全無事に作業を進めることができました。

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幟の枠には繊細な彫刻が施されています。おまつりの折りには、是非ともごゆっくりご覧ください。

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神さまも氏子の皆さんの思いを感じとられ、いよいよ降りる準備をなさっているのではないでしょうか。

明日のお知らせ

2013年4月13日 土曜日

本日は落幡神社(秦野市鶴巻)の例祭に併せ、地区戦歿者の慰霊祭を執り行いました。

終日、権禰宜が神輿渡御(みこしとぎょ)に供奉(ぐぶ)し、夕方無事にお宮に還御(かんぎょ)しました。

明日は神明神社(伊勢原市笠窪)の例祭です。

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元湯・陣屋(鶴巻温泉)では模擬結婚式が行われ、夕方には結婚式の申し込みがありました。

明日は安産祈願の吉日「戌の日」にあたりますが、11:0013:30神前結婚式があるため、ご祈祷の受付は8:30~10:30、12:00~13:00、14:30~16:30となっていますのでご注意ください。

朝8時から境内において、三ノ宮自治会による幟立てが行われます。安全には配慮して実施されますが、お参りの際は十分にお気をつけください。

点灯した水墨画の雪洞

点灯した水墨画の雪洞

日一日例祭準備

2013年4月12日 金曜日

日一日と例祭(4月22日)の準備が進んでいます。

昨日は神社の周りに祭礼の幟(のぼり)を立て、今日は水墨画の雪洞(ぼんぼり)に明かりが点(つ)きました。

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さて、本日は総代さんによる奉仕作業でした。

元宮(もとみや)や化粧塚(けしょうづか)、神輿渡御(みこしとぎょ)の通り道となる土手の草刈り、警固が用いる杖(つえ)の竹取り、山車(だし)運行路の枝処理作業などです。

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また、造園屋さんにお願いして、高所作業車による枯れ枝の切り落としを行いました。

桜のてんぐ巣病(てんぐすびょう)が何カ所かに見られ、枯れた枝を落とすことにより、すっきりとした感じになりました。

てんぐ巣病の枝落とし

てんぐ巣病の枝落とし

水墨画の雪洞

2013年4月11日 木曜日

昨晩は伊勢原ライオンズクラブの例会にあたり、社務所前の桜をライトアップしました。

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本日は肌寒い陽気で、空気がひんやりと冷たく感じます。

雨も多少降りましたが、予定通りに伊勢原文化団体連盟「水墨画の会」の雪洞(ぼんぼり)取り付け作業が行われました。

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明日以降、40基の雪洞に明かりが点ることになります。

提灯(ちょうちん)同様、例祭(22日)まで点灯いたしますので、どうぞごゆっくりご覧ください。

水墨画の会の皆様

「 水墨画の会 」の皆様

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常若の精神

2013年4月10日 水曜日

今日は西よりの風にのって黄砂が飛来するようですが、花粉の飛散も多く、乾燥にも注意が必要なようです。

境内では八重桜が満開で、今晩は伊勢原ライオンズクラブで花見例会の開催となっています。

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また、新緑も徐々に青葉が美しくなってきました。ツツジ、ドウダンツツジ、ハナズオウ、ハナミズキなども綺麗に咲いています。

玄関に飾った蘭も花が開きました。

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新年度も始まり、各種企業や組織・団体、教育機関なども心新たに出発していると思います。

いよいよ伊勢の神宮では、20年に一度の式年遷宮(しきねんせんぐう)のクライマックス「遷御」(せんぎょ : 内宮10月2日・外宮10月5日)が行われ、新宮(にいみや)に神さまがお遷(うつ)りになりますが、「常若(とこわか)の精神」が類(たぐい)い稀(まれ)なる神事によって顕現(けんげん)されます。

「 かたじけなさに涙こぼるる 」 神社本庁発行

「 かたじけなさに涙こぼるる 」 神社本庁発行

何ごとの おはしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる 西行法師

寄贈図書

2013年4月9日 火曜日

3月末まで國學院大學において開催されていた企画展「身体としての土器」が閉会し、貸出中の当館所蔵「顔面把手」(がんめんとって)が戻って来ました。

本企画展の企画・展示などを行った中村耕作氏(伊勢原市出身)が著書『縄文土器の儀礼利用と象徴操作』を寄贈されました。

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本書は300頁超の考古学専門の叢書(そうしょ)で、前述の「顔面把手」について、周辺遺跡や出土地点、背面に施された蛇体装飾、類似の周辺分布などについて詳細な分析と考察が記されています。

顔面把手

顔面把手

また、仲村昭一氏(平塚市在住)は、『花に誘われ花に酔う』を寄贈されました。

本書は折りにふれて綴られた回想文で、同氏にとって五冊目の上梓(じょうし)になるそうです。

その随筆集の中には、当社で神葬祭(五十日祭)を行った時の感情も心豊かに盛り込まれています。

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海軍兵学校時代の思い出や桜に対する思い入れの深さに、吸い込まれるように読み入ってしまいました。

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例年であれば、大祭の頃に満開を迎える八重桜も盛りを迎えています。

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榊会正式参拝

2013年4月9日 火曜日

昨夕6時、第66回榊会(さかきかい)正式参拝を執り行いました。

比々多神社の総代奉仕を終えた皆さんが昭和55年に会を組織し、以来春秋(4月・10月)の2度神社に集い、参拝後旧交をあたためながら、神社の護持運営にご協力いただいています。

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直会(なおらい)に先立ち新入会員の紹介と会計報告、また2年間の職務を全うされた小泉正治会長(三ノ宮)に替わり、小泉稔夫新会長(神戸)の就任報告がなされました。

昨晩の献灯提灯

昨晩の献灯提灯

5月5日の国府祭には、今年も祭具の運搬や祭場設営のお手伝いをいただくことになっています。

まが玉祭 募集案内

2013年4月8日 月曜日

4月も2週目を迎えました。昨日の風も止んで、とても過ごしやすい陽気となりました。

今日は氏子さんから採りたての楤木(たらのき)の若芽をいただきました。天ぷらや和え物、おひたしなどにして、独特の芳香を楽しむ季節の一品です。

タラノメ

タラノメ

大祭までちょうど2週間となりましたが、やはり気になるのはお天気です。

昔から、18日の高来神社(たかくじんじゃ:大磯町高麗)の大祭が晴れならこちらは雨、向こうが雨ならこちらは晴れといわれています。

最近の天気予報はよくあたるので、毎日天気予報とにらめっこです。

さて、来る5月18日(土)・19日(日)に開催する「第26回まが玉祭」において、「管絃と舞楽の夕べ」(18日17:10~18:30)の観覧者並びに「フリーマーケット」出店者の募集をいたします。

まが玉祭 募集案内

まが玉祭 募集案内

ホームページの最新情報に掲載いたしましたのでご覧のうえご応募下さい。

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尚、行事内容につきましては、26日(金)の実行委員会で最終決定いたします。

暴風雨から一夜明けて

2013年4月7日 日曜日

昨晩の暴風雨は台風並みの凄まじい勢いでした。

当地でも夜半に土砂災害警戒情報や大雨・洪水警報が発令されました。

お蔭様で、当社では被害を被(こうむ)ることはありませんでしたが、被害に見舞われた皆様にはお見舞い申し上げる次第です。

さて、本日は昨日に続き、所管神社で例祭を迎えました。

雷電神社

雷電神社

雷電神社(伊勢原市串橋)、十二柱神社(伊勢原市田中)、八坂神社(平塚市入野)、熊野神社(平塚市千須谷)の4社でおまつりでしたが、昨晩の宵宮(よいみや)や朝の準備では役員の皆様は苦労をされたことと思われます。

熊野神社

熊野神社

今日のブログでは八坂神社の様子をお知らせいたします。

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八坂神社の例祭式は午前9時ということで、早朝から提灯の取り付けや神輿、お囃子の準備など、昨晩の気象の影響で段取りも大変だったようです。

例祭式の式典には、全員がスーツ姿にお揃いの法被を身にまとい、献饌(けんせん=お供え物を神さまにたてまつる)では、米・酒・餅・海の幸・山の幸・菓子などがのった三方(さんぼう)を一台ずつ世話人さんが神職に次々に伝供(でんく)して、神前にお供えしました。

式典後、氏子区を流れる金目川脇の水神塔に移動し、水を始め自然災害がなく稔りがもたらされるよう、水神祭を執り行いました。

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昨晩の豪雨で、近隣の田んぼは水を引いたように浸かっていましたが、御祭神であるスサノオノミコトの荒々しいみたまをしずめ、農耕の神さまとしてのお力が発揮されるよう、老若男女が賑やかにおまつりを執り行いました。

粽行事の俵づくり

2013年4月6日 土曜日

今日は粽行事(ちまきぎょうじ)に用いる俵(たわら)を総代さんたちがつくりました。

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今年も御神田でとれた古代米の藁(わら)を用い、藁選(わらすぐ)り、藁打ち、桟俵(さんだわら)、編み込みなど、それぞれ段取り良く仕事が捗(はかど)りました。

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総代さんは毎年3人ずつ入れ替わりますが、器用な人が集まったお蔭で出来映えも非常に良いようです。

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稲藁(いなわら)を用いた注連縄(しめなわ)や俵、草鞋(わらじ)、箒(ほうき)、莚(むしろ)などは、稲作文化がもたらした生活の副産物といえますが、こうした伝統や技術がしっかりと紡(つむ)がれることはありがたいことです。

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あっという間に、例祭と国府祭に用いる4つの俵が見事に出来上がりました。

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大祭には粽が詰められ、神輿の鎮座を寿(ことほ)いで粽行事が行われます。

どうぞ楽しみにお参りください。