2012年12月 のアーカイブ

十二支の石像奉納

2012年12月14日 金曜日

今朝一番に、干支(えと)の石像一対が設置されました。もちろん、来年の干支・巳(み)で、へびです。

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これは、平成14年の午(うま)年からずっと、土木・建築・石工事業を営む杉山土建(伊勢原市三ノ宮)の社長さんが奉納されているもので、今年で十二支が勢揃いしました。

タウンニュース社の取材がありましたので、後日掲載いたします。)

お正月に頒布する干支の授与品も少しずつ準備しています。

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明日は久しぶりに雨の予報です。社務所の中で可能な作業を進めたいと思います。

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正月事始め

2012年12月13日 木曜日

本日早朝、神職・職員総出で恒例の「煤払い」(すすはらい)を行いました。

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テレビ放映では装束姿を目にしますが、実際には殿内に埃(ほこり)が舞い上がるため、当社では白の作務衣(さむえ)姿で行っています。

殿内の調度品も一旦外に運び出し

殿内の祭具・調度品も一旦外に運び出し

長さ4・5メートル程の煤竹(すすだけ)で天井はもとより、社殿の内外、各所を祓いました。総代さんのご奉仕もあり、順調に進みました。

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一年分の塵(ちり)や埃(ほこり)を祓い清め、正月準備の事始めとなりました。

「煤掃き」(すすはき)は大掃除ですが、信仰的な意味合いも強いものです。清らかになり、神さまのご神威が更に発揚されることを願うばかりです。

社頭の様子

2012年12月12日 水曜日

来年挙式予定の若いお二人が、本日入籍をするとのことで奉告参拝に来られました。

ほんの一時ですが、希望溢れるその姿に寒さを忘れるほどでした。

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23日には、正月巫女奉仕者の面談説明会を開催いたしますが、今日は事前説明を行いました。

礼作法や言葉遣い、立ち居振る舞いなど、社会に出てからも役に立つことと思います。

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明日は、午前7時半より「煤払い」(すすはらい)を行いますが、事前準備として殿内の調度品や祭具を拝殿にまとめました。

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簡易神棚もあります

2012年12月11日 火曜日

各地における記録的な積雪や雪便りをよそに、古札納所横の色葉(いろは)は、黄葉(もみ)づる状態で美しく、異彩を放っています。

今朝は気温が下がり、日陰では霜が張っていましたが、掃き掃除をしていると汗ばむほどでした。

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諸事情で遅れていましたが、昨日から社務所に光回線が導入され、インターネットも以前より殊の外快適になりました。

さて、兼務社では神宮大麻頒布式(じんぐうたいまはんぷしき)を執り行い、役員さんにより各家庭にお正月の御神札が頒布されています。

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ここ数日、社頭にお伊勢さんの御神札を受けに来社される方が増えて来ました。

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社務所では、アパートやマンションなどの住環境により、神棚の設置が難しい家庭用に簡易神棚を頒布しています。

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立て掛け式や吊り下げ式のものもあります。

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御神札のまつり方や様々な疑問にお答えする説明書やパンフレットも各種ありますので、お気軽にお尋ねください。

KATEI家庭のまつりは、家族の幸せの願いであり、心の原点です。

神棚をおまつりして、新たな気持ちで新年を迎えましょう。

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天保の社伝記を読む

2012年12月10日 月曜日

本日も強い寒気が居座り、日本海側を中心に大雪となりました。

当地でも冷え込みが強まりました。空気が乾燥しているので、火の取り扱いには十分に気を配りたいと思います。

毎年1月26日は「文化財防火デー」ですが、明年(平成25年)は土曜日にあたるため、前日の25日(金)に当社で放水訓練や消火訓練が行われる予定です。

(参考 昨年の当社ブログ -  昨年のタウンニュース記事 - 当社の文化財

本日は、箱根神社の職員さんが、12月21日から開催予定の特別企画展「おみくじの信仰と歴史」に、当社蔵の「おみくじ」を展示するため来社されました。県内でもおみくじの版木が残っている例はほとんどないとのことで、あらためてその貴重さを認識いたしました。

戦火や火災などにより、古い文書や文化遺産が失われた例はよく耳にしますが、当社には天保5甲午年(1835)7月の社伝記が残されています。

天保の社伝記

天保の社伝記

その内容は御祭神、由緒、神宝、祭礼、地名など29頁にわたるもので、絵図も記されています。

境内及び周辺図

境内及び周辺図

その一部をご紹介いたしますが、4頁には「建久壬子3年(1192)8月9日早旦源頼朝郷御台所御産気・・・当国大社奉神馬・・・三宮冠大明神・・・神宮供僧御祈祷・・・」とあり、時の征夷大将軍である源頼朝公の妻・政子が産気づき、当国の大社(当社は三宮冠大明神として記載)に神馬を奉納し、神官が祈祷を修し、無事男子である実朝公を出産した旨が記されています。

15日(土)は、安産吉日の戌の日ですが、由緒の通り「丹精」(真心)を以て祈祷につとめたいと思います。

当国大社に神馬を奉る

当国大社に神馬を奉る

年末年始の申込

2012年12月9日 日曜日

昨晩から日本付近に強い寒気が流れ込み、北海道や東北、北陸は積雪が多く、本日は九州各地や四国、関西でも初雪となりました。

衆議院議員総選挙の公示以来、唯一の日曜日となりましたが、冬将軍に負けじと各地で選挙戦が繰り広げられた様子です。

16日の投開票に向けて折り返し地点となりますが、地域や国が混沌(こんとん)とした状態から少しでも早く立ち直ることを願うばかりです。

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当地でも冬型の気圧配置の影響で寒かったものの、大安の日曜日ということもあり、初宮や少し遅くなった七五三の家族連れで境内は華やぎました。

また、賞与時期とも重なり、車の購入で交通安全祈願祭もここ数日目立ちます。

kuruma兼務社では、真田神社と日月神社の新穀勤労感謝祭があり、あとは熊野神社(平塚市千須谷)と神明社(伊勢原市上平間)を残すのみとなりました。

出張祭儀では、地鎮祭や施設の改築祓、また10月に葬儀(神葬祭)を行ったお宅で五十日祭がありました。

御霊の平安を祈り上げ

御霊の平安を祈り上げ

年の瀬も押し迫っていますが、年末年始は予定も繁多となっています。

諸祈願祭や出張祭儀の申し込みはお早めにお願いいたします。

問い合わせはこちらまで。 hibita@athena.ocn.ne.jp 0463-95-3237

注連縄飾り

2012年12月9日 日曜日

今朝早くから三ノ宮・西谷戸組の皆さんが集まり、11月11日に綯い上げた注連縄を掛け替えました。

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鳥居は高さがあるので、足場を組むのが最初の仕事です。

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御神木はそれほど高くはありませんが、四方から支えながら固定するため、腕や首も張ってきます。

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しかしながら、手慣れた仕事と、調和のとれた組内同士ということもあり、あっという間に綺麗に仕上がりました。

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縄綯いの伝統が今年もしっかりとつむがれ、何より組内の親睦が図れました。

西谷戸組の皆さま、ご奉仕ありがとうございました。

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ご参拝の皆さまには、どうぞ真新しい注連縄をご覧ください。

第2回神社検定

2012年12月8日 土曜日

昨夕の三陸沖を震源地とする地震は、マグニチュード7.3、最大震度5弱ということで、あの3.11の恐怖が脳裏をよぎりました。

夕食の準備で火を用い、日の暮れる帰宅時間も重なり、大事に至らずほっとしました。

さて、本日は神明社(伊勢原市白根)と南金目神社(平塚市南金目)において、新穀勤労感謝祭並びに神宮大麻頒布式及び大祓を執り行いました。明日は真田神社(平塚市真田)と日月神社(伊勢原市沼目)です。

各地域の氏神さまに感謝の念を捧げ、ご加護を賜らんことを祈り上げています。

また、正月祈祷の申込案内や広報物などを配布し、元旦に執り行う歳旦祭(さいたんさい)の日程についても順次確認をしています。

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第2回神社検定が来年6月2日(日)に実施されます。

3級は神社と神話の基礎、2級は遷宮と神社がテーマになっています。日本のこころを知るうえでも試してみてはいかがでしょうか。

詳細は神社検定公式ホームページをご覧ください。

神前結婚式

2012年12月7日 金曜日

本日の佳き日、神前結婚式のご奉仕をいたしました。

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新郎は紋付き羽織袴姿、新婦は白無垢姿、それぞれ晴れ着に身を包んで式に臨みました。

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雅楽(ががく)の音色が境内に響きわたる中、粛々と神前結婚式を執り進めました。

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両家の緊張が伝わる儀式にあっても、終始落ち着いたお二人の姿は、とても自然体で好印象でした。

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式後、親御さんと暫しの程、お話をする機会が得られました。

ご両家の両親の愛情を受け止めて、幸せいっぱいな家庭を二人で築いていただきたいと思います。

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ご結婚おめでとうございます。

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サイトの更新

2012年12月6日 木曜日

公式ウェブサイトの一新、ブログの新設からあと10日程で丸3年となります。

この間、多くの皆さま方より「見たよ」「早いね~」などのありがたいお言葉をいただきました。

今後とも素朴ながら、心のよりどころとして親しまれる神社、歴史や伝統・格式を守りながら、神社の内外のことについて発信をしていきたいと思います。

さて、年の瀬も迫って来ましたが、徐々に正月準備を進めています。

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本サイトの「厄年表」・安産吉日「戌の日」・「生年・九気性・干支・年齢早見表」を平成25年版に切り替え、更新をいたしました。

その他、リンクの外れていたところや諸々の修正を加えました。

お歳暮が到来し、忘年会があり、年賀状の準備もする頃合いです。

皆さまも新年の計画をしっかりと考えて、良き年の更新ができますようお祈り申し上げます。