2012年12月2日 のアーカイブ

皇室の御安泰

2012年12月2日 日曜日

本日は神社周辺の田畑には霜が降りて、気温零度の寒い朝となりました。

銀杏の落ち葉

銀杏の落ち葉

比々多地区体力づくり振興会では「第19回のウォークラリー」を実施し、130名が参加しました。坪ノ内・善波・大住台地区の社寺や史跡を巡って8㎞の行程を歩き、それぞれに新たな発見をしたようです。

昨日は桜台地区の体力づくり振興会がウォークラリーを開催し、当社に約80名の人たちがやって来ました。

家を訪ねる際に挨拶するのと同様、社寺めぐりでも、鳥居や山門をくぐる時には、一礼や合掌などの礼儀はわきまえて欲しいものです。

皇室の御安泰に良策あり

皇室の御安泰に良策あり

さて、全国津々浦々の神社では、年に一度の大祭はもちろんのこと、月次祭(つきなみさい)や日毎朝夕の日供祭(にっくさい)において、皇室の御安泰を神掛けて祈り上げています。

天皇皇后両陛下の御負担軽減や皇室の将来にわたる御安定を図るため、政府は皇室典範(こうしつてんぱん)改正の検討をしてきました。

有識者による意見聴取では、いわゆる「女性宮家」創設は、歴史上の前例がなく、様々な問題点が指摘されました。

皇統(こうとう)の危機に備えるには、戦後GHQによる日本弱体化政策で、皇籍(こうせき)離脱を余儀なくされた旧宮家、伏見宮(ふしみのみや)・山階宮(やましなのみや)・賀陽宮(かやのみや)・久邇宮(くにのみや)・梨本宮(なしもとのみや)・朝香宮(あさかのみや)・東久邇宮(ひがしくにのみや)・北白川宮(きたしらかわのみや)・竹田宮(たけだのみや)・閑院宮(かんいんのみや)・東伏見宮(ひがしふしみのみや)の十一宮家の男系男子(初代・神武天皇の男系の血統を引く)のお方に、皇籍を取得していただくことがもっとも相応しい、国民の納得のいく道筋だと思われます。

nijyuubasi

昭和天皇御製(昭和22年)

霜ふりて月の光も寒き夜はいぶせき家にすむ人をおもふ

戦後間もない中で、粗末な家に住む民を思われる大御心に、ありがたさ、かたじけなさを感じずにはいられません。

十一宮家が離脱となった折、当時の加藤進宮内府次長が「万が一にも皇位を継ぐべきときがくるかもしれないとの御自覚の下で身をお慎みになっていただきたい」とお願いしていました。

これは、将来的な危機に備え、十一宮家へ期待を寄せられた昭和天皇のお気持ちの表れといえましょう。