2012年11月 のアーカイブ

日々の奉務

2012年11月14日 水曜日

昨晩の強風で、今朝は境内の清掃にかなり時間を費やしました。

otiba

平日ながら、明日の七五三を前に3歳・5歳のお祝いのお参りがありました。

社頭では、県内特製の千歳飴を準備していますが、この週末には完売となりそうです。どうぞご了承ください。

色付きはじめた万両 

色付きはじめた万両 

今週末の17日は、神明神社(伊勢原市笠窪)と石座神社(秦野市鶴巻)、18日は雷電神社(伊勢原市串橋)で新穀勤労感謝祭を執り行いますが、当社でも23日の祭儀を控え、比々多地区内から奉献の初穂が寄せられています。

所管各社の神棚の御神札や大祓の人形準備など、日々の奉務も年末年始に向けていよいよ本格的になり始めました。

大祓の人形

大祓の人形


朝の冷え込み

2012年11月13日 火曜日

日毎に朝の冷え込みが増しています。

DSCF3004

境内の落ち葉はしばらく続きそうですが、掃き掃除も一踏ん張りです。

DSCF3008

昨日は旅行会社との最終打ち合わせでした。

来週(19・20日)に迫った総代会参拝旅行に向けて、事務局としての準備も大詰めです。

初宮参り おめでとうございます

初宮参り おめでとうございます

土日は市外からの七五三が多かったですが、今日は比々多地区内の七五三が何組か続きました。

15日(木)が七五三ですが、17日(土)・18日(日)ぐらいまでがピークとなりそうです。

山王幼稚園の園児

山王幼稚園の園児 年長さん

また、元気な園児たちがドングリ拾いにやって来ました。

きちんと並んでお参りする姿はとても可愛らしかったです。

石蕗(つわぶき)

石蕗(つわぶき)

今日は陽射しもあり、寒さなしで地鎮祭を行うことができましたが、外で行う出張祭儀では、少しずつ寒さを感じるようになりそうです。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

蔵のお祓い

2012年11月12日 月曜日

今朝は酒蔵に蔵のお祓い、醸造安全祈願に出掛けました。

蔵毎に藁(わら)を手で綯(な)った注連縄(しめなわ)が張り廻らされ、杜氏(とうじ)さんや蔵人(くらびと)の思いが込められていました。

酒造神・松尾大神の御神影

酒造神・松尾大神の御神影

ご案内の通り、当社には酒造りの神さまがおまつりされています。

8日のブログにも掲載いたしましたが、酒類関係者が参列のもと、酒祭を執り行いました。

ƒvƒŠƒ“ƒg少しずつ寒さが増して来ますが、お酒が美味しい季節でもあります。

年末に向けての諸祭事で、お酒で交流を深める機会が益々(桝枡)増えて来ます。

西谷戸組の縄綯い

2012年11月11日 日曜日

落ち葉の散り敷く季節となりました。掃いても掃いても葉が舞います。

午後2時を過ぎて、予報通り雨が降り出しましたが、それまでは多くの七五三参りで、境内は華やぎ賑わいました。

また、兼務社である真田神社(平塚市真田)でも、毎月の月次祭(つきなみさい)の後に、氏子さんの七五三祈祷を行いました。

DSCF3002

さて、本日は三ノ宮・西谷戸組の皆さんによる、御神木と鳥居の注連縄(しめなわ)づくりでした。

御神田から穫れた古代米の藁(わら)を用いての縄綯(なわな)いです。

DSCF3010 DSCF3028 DSCF3020

毎年の事ながら、分担作業の段取りの良さには驚くところです。

藁を鋤(す)く道具には、鉄製のものと竹製のものがありましたが、竹製の方が手際よく仕上がる様子でした。

DSCF3032 DSCF3006 DSCF3014

鋤いた藁を水で湿らすと、程良く青みが出ました。今年は稲刈りが遅かったこともあり、色が薄いようです。

藁打ちの機械でよく伸ばしてなじませ、柔らかくなりました。

DSCF3015555 (10) DSCF3015555 (15) DSCF3033

縄を綯うのに、同じくらいの太さにまとめた束を作ります。また、縛るための縄も同時に綯って用意しておきます。

そして、いよいよ縄綯いです。

DSCF3015555 (54) DSCF3015555 (13) DSCF3015555 (41)

元の太さを十分に確認して藁を束ね、先程の束を継ぎ足しながら長く綯っていきます。

DSCF3015555 (46) DSCF3015555 (17) DSCF3015555 (5)

長さがあるため、梯子(はしご)の上から垂らし、3人で同時に掛け声を掛けながら、体ごと回転させて綯い上げていくのが大変です。

DSCF3015555 (34) DSCF3015555 (53) DSCF3015555 (42)

長さをしっかりと確認し、けばだった藁を綺麗に切り揃え、お見事出来上がりました。

DSCF3015555 (37) DSCF3015555 (40) DSCF3015555 (38)

しばらくは暗所に管理し、年末に掛け替えとなります。

西谷戸組の皆さまお疲れさまでした。

雲一つないお天気

2012年11月10日 土曜日

本日は雲一つない好天に恵まれました。社殿内も20度を超える暖かな一日となりました。

富士山を眺めながらの地鎮祭(平塚市北金目)

富士山を眺めながらの地鎮祭(平塚市北金目)

こういう日は、放射冷却現象で地表の熱放射が激しく、一気に気温が下がる恐れもあります。

粧いを替える木々

木々の粧い

大安の土曜日とあって、境内では七五三参り、出張祭典では地鎮祭が数多くありました。

黄色い巾着型の七五三守

黄色い巾着型の七五三守

当社では今のところありませんが、履き物の間違いがよくあります。借り物の場合には似たものが多く、親御さんもあまり注意を払っていないこともあるので、十分お気を付けください。

七五三の祝い子の履き物

七五三の祝い子の履き物

女の子の場合、筥迫(はこせこ)などの小物の落とし物にもご注意ください。

冬の風物詩

2012年11月9日 金曜日

昨日は冬晴れの中、酒祭を無事ご奉仕することが出来ました。(カナロコ掲載記事

神奈川新聞記事

神奈川新聞記事

沢山のお水取り神事の最中、渋谷区から東郷幼稚園のご一行がバス3台でやって来ました。蜜柑狩りの途中に当社に立ち寄られ、東郷神社の宮司さんに合わせ、保護者ともどもお参りされました。

東郷神社宮司さんに合わせて参拝

みんなでお参り

また、川崎からはウオーキング協会の人たちが350名もやって来ました。お手洗いの列がしばらく続きましたが、混乱もなく元気にお宮を後にされました。

さて、昨日は大規模な施設で、ボイラー室の火入れ式「鞴祭」(ふいごまつり)も行われました。

DSCF3002

鞴祭につきましては、11月3日のブログにも記しましたが、季節の風物詩ともいわれるおまつりです。

温もりを求める頃合いとなりましたが、安全に分け隔てなく暖を送ることに、技術者、管理者のみなさんは気を遣ってお仕事をされます。

DSCF3010

施設内の設備や操業の安全を祈るとともに、火への畏れと感謝を再確認するおまつりでした。

御阿礼の神事 酒祭

2012年11月8日 木曜日

立冬を過ぎましたが、温かな陽射しの一日となりました。

本日は、酒造神である酒解神(さかとけのかみ)を称える「酒祭」(さかまつり)。

沢山での水神祭

沢山での水神祭

神社役員・総代は元より、蔵元・卸・酒販店の関係者が山に入り、お水取り神事を執り行いました。

お水取り

お水取り

沢山・三段の滝は、当社の飛地境内地で、マイナスイオンに包まれた清水の流れる地です。

R0013543

山から下りてお宮に戻り、支度を調えて酒祭を斎行いたしました。

境内祓所でのお清め

境内祓所でのお清め

神職全員が大祓詞(おおはらえことば)を奏上する中、神器「うずらみか」(県重文)が本殿から出御(しゅつぎょ)。

注連縄(しめなわ)を張り替え、真榊(まさかき)を四隅に立て、沢山から汲(く)み上げた御神水を関係者が柄杓(ひしゃく)で捧げました。

神饌 ( しんせん ; 神さまへのお供えもの )

神饌 ( しんせん ; 神さまへのお供えもの )

遥か奈良の御代、大酒解神(おおさかとけのかみ)・小酒解神(こさかとけのかみ)がおまつりされた1300年前に端を発する伝統行事ですが、毎年毎年、神さまがおでましになる御阿礼(みあれ=御生)の神事です。

祝詞奏上

祝詞奏上

新酒の醸造安全を願い、酒に関わる人たちの商売繁昌を祈念いたしました。

社殿から退下(たいげ)

社殿から退下(たいげ)

直会(なおらい)では、神人共食(しんじんきょうしょく)として御神前の御神酒(おみき)をいただき、恩頼(みたまのふゆ)を十分に賜りました。

直会の席

直会の席

帰りには、それぞれ御神水を持ち帰られました。

日毎朝夕の日供祭(にっくさい)にも、この御神水をお供えしています。

DSCF3076

神棚奉斎

2012年11月7日 水曜日

昨日は終日雨でしたが、その影響もあってか早朝の境内は霧に覆われていました。

霧の立ち込める境内

霧の立ち込める境内

今日は冬の始まりの立冬。しかしながら、日中は暖かく穏やかな日差しに包まれ、明日の酒祭の準備も順調に捗りました。

工場事務所に神棚奉斎

工場事務所の神棚まつり

平日ながら日柄も良く、七五三参りや地鎮祭などもありました。

また、本日から開業する工場事務所で、神棚奉斎(かみだなほうさい)の祭儀がありました。

御神前には、伊勢の神宮の御料酒である「白鷹」(はくたか)が用意されていました。

お尋ねすると、2週間程前にお伊勢参りに出向かれたとのことでした。

お伊勢さんの御神札「神宮大麻」(じんぐうたいま)をおまつりして、社業の安全と発展をお祈り申し上げました。

初穂の献納

2012年11月6日 火曜日

昨晩、御神田で収穫されたお米(イセヒカリ)の発送作業が当社で行われました。

DSCF30011

神奈川県神道青年会の担当部会の人たちが夜遅くまで丹念に作業をしていました。

県内約180社の御神前に奉献されます。

古代米

古代米

今年は古代米の出来が非常に良かったそうです。古代米の藁(わら)は、当社の注連縄(しめなわ)づくりに用いられます。

今度の日曜日(11日)に、三ノ宮・西谷戸組の皆さんにより、鳥居と御神木(杉)の縄綯(なわな)いが行われます。

氏子崇敬者からの献穀米

献穀米

今年も御神前には、氏子崇敬者からの献穀米が沢山上がっています。

23日の新穀勤労感謝祭には、比々多地区内から神恩感謝の初穂が横山の如く献納されます。

第65回榊会正式参拝

2012年11月5日 月曜日

日々お参りの方々が、菊の展示に足を止めてゆっくりとご覧になっています。懸崖(けんがい)の菊も間もなく見頃となります。

241105 (11)

本日は夕刻6時から、第65回榊会正式参拝(小泉正治会長)を執り行いました。

心尽くしのお供えもの

心尽くしのお供えもの

榊会は当社総代の務めを果たした皆さんの会で、昭和55年に組織されました。春秋の2回正式参拝を行っています。また、国府祭には祭場の設営などのお手伝いをしていただいています。

DSCF3008

直会(なおらい)では、ビンゴゲームで盛り上がり、楽しい親睦の一時となりました。