落ち葉の散り敷く季節となりました。掃いても掃いても葉が舞います。
午後2時を過ぎて、予報通り雨が降り出しましたが、それまでは多くの七五三参りで、境内は華やぎ賑わいました。
また、兼務社である真田神社(平塚市真田)でも、毎月の月次祭(つきなみさい)の後に、氏子さんの七五三祈祷を行いました。
さて、本日は三ノ宮・西谷戸組の皆さんによる、御神木と鳥居の注連縄(しめなわ)づくりでした。
御神田から穫れた古代米の藁(わら)を用いての縄綯(なわな)いです。
毎年の事ながら、分担作業の段取りの良さには驚くところです。
藁を鋤(す)く道具には、鉄製のものと竹製のものがありましたが、竹製の方が手際よく仕上がる様子でした。
鋤いた藁を水で湿らすと、程良く青みが出ました。今年は稲刈りが遅かったこともあり、色が薄いようです。
藁打ちの機械でよく伸ばしてなじませ、柔らかくなりました。
縄を綯うのに、同じくらいの太さにまとめた束を作ります。また、縛るための縄も同時に綯って用意しておきます。
そして、いよいよ縄綯いです。
元の太さを十分に確認して藁を束ね、先程の束を継ぎ足しながら長く綯っていきます。
長さがあるため、梯子(はしご)の上から垂らし、3人で同時に掛け声を掛けながら、体ごと回転させて綯い上げていくのが大変です。
長さをしっかりと確認し、けばだった藁を綺麗に切り揃え、お見事出来上がりました。
しばらくは暗所に管理し、年末に掛け替えとなります。
西谷戸組の皆さまお疲れさまでした。