今日は全国的に気温が上がり、30℃を超えたところが多かったですが、境内ではさほど蝉の鳴き声を耳にしません。
長野県北部を震源とする強い地震がありましたが、その後の余震も含め十分な注意が必要です。
さて、本日は七夕(たなばた)の短冊のお焚き上げ依頼がありました。
五色の短冊には、歌を詠んだり文字を記し、手習いや技芸の上達を祈るものですが、体育施設に吊されたものなのでその特徴が表れ、運動の向上や健康を願うものが大半でした。
「七夕まつるこそなまめかしけれ」『徒然草』
(秋になって七夕をまつる行事をするのは優雅である)
都会では7月7日に行われていますが、月遅れ(8月7日)や陰暦7月7日(今年は8月24日)の行事で、秋の季語です。
本来は「七夕送り」「七夕流し」などといって、川や海に流すものです。
祈りの込められた沢山の短冊をご神前に上げて、丁重にお祓いをしたうえで、御浄火にてお焚き上げをいたします。