2012年7月8日 のアーカイブ

真田の武者行列(大祭)

2012年7月8日 日曜日

昨日は「小暑」(しょうしょ)で暑気に入りましたが、蝉(せみ)も鳴かない内に、赤トンボの姿を目にするようになりました。

近隣の果樹栽培農家では、葡萄や梨などの繁忙期に入る季節です。

まだ青い巨峰(きょほう)

まだ青い巨峰(きょほう)

さて、本日は終日、真田神社の例祭でした。

午前10時、氏子総代、自治会や地域の長人、国会議員が参列して粛々と例祭式が斎行されました。

総代の奏上(そうじょう)する祈願詞には、氏子の安寧を祈る気持ちが強く込められました。

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真田神社を崇敬していた真田与一義忠は、喘息(ぜんそく)もちのため、石橋山の合戦で俣野五郎と組み討ちした折、痰(たん)が絡んで声が出なかったため、俣野の家来・長尾新六に斬られて討ち死にしたといわれています。

与一は喘息を治すため、ホオズキの根を煎じて飲んでいたことから、そのことを偲んで真田神社の祭礼にホオズキ市が立ったといわれています。

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今年は例祭とは別に、武将の武者行列が行われ、境内は多くの見学者で溢れる程でした。

午後8時半、神輿の宮入で神さまが本殿に無事お帰りになり、鎮座祭を斎行いたしました。

規模の大きな境内修復事業を進めた中での大祭とあって、沢山の参拝者で境内は賑わいました。往年の真田の天王さんを偲ばせるおまつりとなりました。