昨日は社務所において、祖先のまつり「五年祭」を行いました。
地方によって異なることもありますが、神葬祭(しんそうさい)では、五十日祭をもって忌明けとします。
それ以降の祖先のまつりは、本来は自宅で行いますが、昨今の住宅事情などにより、斎場や墓所で行う場合もあります。当社では、忌明け後のおまつりであれば行うことが可能です。
また、会館において神葬祭があり、昨日・本日とご奉仕にあたりました。
昨夕は、通夜にあたる「通夜祭」、故人の御霊(みたま)を遷し留める「遷霊祭」(せんれいさい)、本日は告別式にあたる「葬場祭」(そうじょうさい)、荼毘(だび)に付す「火葬祭」(かそうさい)、葬儀が済んで家に帰って来たことを告げる「帰家祭」(きかさい)、「十日祭」という一連の儀式をつとめてきました。
近しきご遺族には、諸々の疲れが出てくるものですが、故人に対する礼を尽くしながら、一日も早く元の生活に戻れることを願うところです。