2012年6月5日 のアーカイブ

芒種

2012年6月5日 火曜日

5月21日は、日本列島が金環日食で大いに湧きましたが、昨日は全国的に部分月食となりました。

そして、明日は金星が黒い点となって太陽を横切る「金星の太陽面通過」が見られるようです。次回観測できるのは105年後という世紀の天体ショーですが、予報では当地は梅雨前線の影響で観測が難しくなりそうです。

本日は二十四節気の一つで「芒種」(ぼうしゅ)。天文学的には太陽が黃経75度の点を通過する時です。稲や麦など芒(のぎ)のある穀物、すなわち稲を植える季節を意味します。梅雨入り前の田植えの開始期で、農家にとってはまさしく繁忙期にあたります。

taue

10日には神社下の御神田において、神奈川県神道青年会による「御田植ゑ」行事が行われ、終日賑わいを見せそうです。今年はその田んぼの一部を比々多小学校に提供するため、本日先生と田植え体験について具体的な打ち合わせを行いました。

さて、今朝は邸内の池を事情により埋めることになったお宅で、清祓の神事を執り行いました。

施主による池のお清め

施主による池のお清め

土地の神さまである「産土大神」(うぶすなのおおかみ)、大地の神さま「大地主大神」(おおとこぬしのおおかみ)、水の神さま「罔象女神」(みつはのめのかみ)をおまつりして、事の詳細を奉告(ほうこく)するとともに、感謝の念を捧げて、今後の安全無事を祈りました。