2012年4月 のアーカイブ

花便り

2012年4月13日 金曜日

散り始めた桜が、花の絨毯(じゅうたん)となってとても綺麗です。

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今日も初宮参りの家族連れを始め、お参りの方々が桜(ソメイヨシノ)にカメラを向けていました。明日の雨の具合次第ですが、見頃はこの土日くらいまででしょうか。

枝垂れ桜は丁度満開となりました。

満開の枝垂れ桜 

満開の枝垂れ桜 

八重桜(牡丹桜)も蕾(つぼみ)が色づいてきました。

駐車場の砂利敷き

駐車場の砂利敷き

社務所横の第1駐車場に5トンもの砂利を敷きました。

明日も引き続き作業を行いますので、できましたら第2駐車場にお止めください。

交通安全

2012年4月13日 金曜日

今年もほっこり竹の子が顔をのぞかせました。今後すくすくと背を伸ばしそうです。(^^)

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さて、昨日白昼の京都・祇園地区で歩行者の列に車が突っ込み、7人が尊い命を失い、11人が重軽傷を負う痛ましい事故が発生いたしました。

てんかんの運転手による事故は、昨年4月に栃木県鹿沼市で起こった、クレーン車による登校中の児童6人の命を奪った事故を思い出させました。

交通安全祈願祭・車輌清祓(昨日)

交通安全祈願祭・車輌清祓(昨日)

昨日、比々多小学校において、登校する児童及び生活住民の安全確保のため、朝の通学時に生活道路に侵入する車について、学校と地域住民で話し合い、規制申請を提出することになりました。

比々多地区では、5月10日にセイフティ会議を開き、小学校に通う児童783名の安全を確認するため、5月21日に通学路点検を行う予定になっています。

6日から15日までは、春の全国交通安全運動を実施していますが、歩行者も運転者も交通安全を考える季節といえます。

お稲荷さんの狐

2012年4月11日 水曜日

本日は大安とあって、地鎮祭や井戸埋のお祓いなどがありましたが、お稲荷さんの神事も複数あり、狐像(きつねぞう)の新造にあたり清祓を執り行いました。

邸内のお稲荷さん 狐像の清祓

邸内のお稲荷さん 狐像の清祓

稲荷神社では狐が神使(かみのつかい)とされています。

会社のお稲荷さんの狐像

会社(伊勢原市内)のお稲荷さん

因みに、伊勢の神宮では鶏(とり)、春日神社では鹿、日吉神社では猿、熊野神社では烏(からす)、北野神社(天神さん)の牛、八幡神社の鳩、松尾神社の亀などが神使とされています。

金山稲荷神社(池端)の狐像

金山稲荷神社(伊勢原)

稲荷神社は、食物の神さま、御饌津神(みけつかみ)をおまつりしていますが、「みけつ」が「御狐(おけつね)」、「三狐(みけつね)」などに転じたものとされ、狐が稲荷神社の神さまと誤解されています。

伏見稲荷大社(京都)の狐像

伏見稲荷大社(京都)

狛犬と同様に、「阿(あ)」(上座:向かって右)「吽(うん)」(下座:向かって左)の一対で、向かって右側は口を開き、向かって左側が口を閉じ、口に何かくわえているものが多いです。

豊川稲荷(愛知県)

豊川稲荷(愛知)

口にくわえているものは、農耕神・穀霊神の象徴として、玉や稲束を刈る鎌、穀物蔵の鍵などが特徴的です。

竹駒稲荷神社(宮城)

竹駒稲荷神社(宮城)

また、仏教の荼吉尼天(だきにてん)と結びついた信仰から、お経の巻物、火焔(かえん)の燃え上がる如意宝珠(にょいほうじゅ)などの仏法の具などがあります。

第64回榊会正式参拝

2012年4月10日 火曜日

今宵、第64回の榊会正式参拝を執り行いました。

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榊会は神社総代のご奉仕を終えた方々の言わばOB会で、春秋の2回正式参拝を行い、旧交を温めながら懇親を深めています。

また、5月5日に斎行する國府祭では、祭場の設営などのご奉仕をいただいています。

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ご神前には心尽くしの品々が上がりました。

夜桜が提灯の灯に照らされる中、式典を執り行いました。

終始和やかに楽しく直会(なおらい)の時間が過ぎていきました。

桜満開宣言!

2012年4月10日 火曜日

お待たせいたしました。

明日は雨予報ということもあり、若干早いものの「桜満開宣言!」といたします。

枝垂れ桜も見頃です。

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心の浮沈

2012年4月9日 月曜日

境内の桜はごく一部が満開、あとは5~7分咲きくらいです。

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桜の見頃ですが、境内奥に植生する椿(つばき)もとても綺麗です。

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百花繚乱(ひゃっかりょうらん)・百花斉放(ひゃっかせいほう)という言葉のように、まさしく花の季節を迎えました。

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本日、ご主人が入院、奥さまが病気がちというお宅で、祝詞を上げて欲しいとの連絡があり、ご先祖さまの祖霊祭を行いました。

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花に浮かれがちな季節ですが、人の心の浮き沈みを受け止めて、ご奉仕していきたいと思います。

会社の正式参拝

2012年4月8日 日曜日

本日は、兼務社の例祭が2社ありましたが、明日は御嶽神社(伊勢原市池端)の例祭日です。

境内では枝垂れ桜がピンクの花を徐々に開き、見頃ももうすぐです。

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結婚奉告祭や初宮参り、安産祈願などで社頭は大変賑わいましたが、会社の正式参拝もありました。

正式参拝後に

正式参拝後に

風がいくらか冷たかったものの、郷土博物館を見学していただき、ゆっくりとお過ごしいただきました。

大祭に向けて練習に精を出す「なでしこ会」の太鼓の練習もご覧になりました。

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粽行事の俵

2012年4月8日 日曜日

本日、総代さんたちが集まり、例祭(4月22日)と国府祭(5月5日)において、粽(ちまき)行事に用いる俵(たわら)をつくりました。

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俵をつくるための道具もほとんど目にする機会はありませんが、何よりその技術を伝承する人が少なくなっています。

そのため、数年前から総代さんがこの作業を担い、新しい人に教えながら受け継いでいます。

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桟俵(さんだわら)という俵の両端にあてる円い藁(わら)の蓋(ふた)をつくる作業は、身体と足の均衡や柔軟さも必要で、器用に体全体を用いる様に驚くばかりです。

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毎年つくりかえるのがもったいない気もしますが、青々とした新しい藁と手作りの温もりに、伝統行事の核心を感じます。

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例祭では3俵(三ノ宮・栗原・神戸)、国府祭では1俵を用います。

この中につきたての餅をちぎってにぎり、ぎっしりと詰め、杉の葉で覆っていっぱいにします。

当社では、散り撒くその動態から「ちまき」と呼んでいます。

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粽行事は、神さまの無事鎮座を祝い、寿ぎの福分け行事として行います。

立派な俵の完成で、おまつりがまた一歩近づいて来ました。

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総代の皆さまお疲れさまでした。

笠窪のおまつり

2012年4月8日 日曜日

本日は、神明神社(伊勢原市笠窪)と熊野神社(平塚市千須谷)で例祭がありました。

神明神社のおまつりの様子をお知らせいたします。

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境内の桜は4~5分咲き程度で、空気は冷たかったものの、お天気に恵まれました。

昨年は大震災があり、社殿での式典は斎行したものの、神賑行事(しんしんぎょうじ)を控えたので、2年ぶりの祭礼に子供も大人も笑顔満面でした。

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子供会やPTA、青少年団体などの段取りで、参加した子供たちも多く、賑やかなおまつりとなりました。

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昼過ぎには比々多神社に戻りましたが、若人等の打ち鳴らす鼓の音は、夕方まで比々多の里内に響動(とよ)み、賑賑(にぎにぎ)しい雰囲気となりました。

花無心招蝶

2012年4月7日 土曜日

良いお天気となった土曜日の境内、戌の日とあって安産祈願や初宮参りで賑わいました。

桜は今のところ2分から4分咲き

桜は2分から4分咲き程度

また、年度初めの職場の安全祈願祭などがありました。

出張祭儀では、元湯陣屋において結婚式がありました。

ご結婚おめでとうございます

ご結婚おめでとうございます

花は蝶を招くに無心 蝶は花を尋ねるのに無心 花開く時蝶来り 蝶来る時花開く

吾も亦人を知らず 人も亦吾を知らず 知らずとも帝則に従う

これは江戸時代後期、越後出雲崎の名主兼神職の子に生まれ、そのご出家した禅僧であり歌人・書家である良寛(りょうかん)さんの言葉です。

桜の花びらのリングピロー

桜花のリングピロー

自然の法則と同様、結婚もまた神縁であり、それを大切に幸せな家庭を築いて欲しいと思います。