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北方領土の日

2012年2月7日 火曜日

今日は「北方領土」の日。

安政元年2月7日(1855)、静岡県下田市において、 “ (第1条)今より後両国末永く真実墾にして各其所領に於て互に保護し人命は勿論什物に於ても損害なかるへし(第2条)今より後日本国と魯西亜国との境「エトロプ」島と「ウルップ」島との間にあるへし「エトロプ」全島は日本に属し「ウルップ」全島夫より北の方「クリル」諸島は魯西亜に属す「カラフト」島に至りては日本国と魯西亜国との間に於て界を分たす是迄仕来の通たるへし(以下略) ” として結ばれた日露通好条約。

北海道の北東洋上に連なる択捉島(えとろふとう)・国後島(くなしりとう)・色丹島(しこたんとう)及び歯舞群島(はぼまいぐんとう)からなる北方領土は、日本人が開拓し、住み続けて来た父祖伝来の地であり、いまだかつて一度も外国の領土となったことがない、国際法に照らしても我が国固有の領土です。

過去の両国間の条約に照らしても北方四島は日本の領土

過去の両国間の条約に照らしても北方四島は日本の領土

昭和20年(1945)8月当時、およそ3,100世帯、17,000人余りの日本人が漁業・水産加工業を中心として生活を営んでいました。戦乱に乗じたソ連軍により、一方的に不法占拠されて以来、足を踏み入れることすらできない状況が続いています。

アメリカの州の議会では、日本海を東海と称する法案が審議されたり、固有の領土でありながら韓国の実行支配を許す竹島に諸施設が建設されたり、外国人による不用意な土地買収が続く対馬において、入港する韓国船に長崎県や対馬市から補助金が支出されたりと、我が国の領土領海を取り巻く環境は悪化の一方です。

離島への対策をしっかりと図り、漁業関係者が安心して仕事のできる法整備を期待するものです。

そのためには、小中学校の授業で「国の領土・領海」についてしっかりと学ぶ機会をつくって欲しいと思います。