2012年2月 のアーカイブ

お稲荷さんの方位

2012年2月8日 水曜日

2月8日は平間・稲荷神社の例祭。東と西のお稲荷さんがありますが、今年は西のお稲荷さん。この地区では、他に稲荷講がありますが、近年その伝統継承に黄信号が灯っていて、その存続についての話が出ました。是非とも良い方策が生まれることを期待いたします。

さて、大安にあたり一般住宅や農業用倉庫などの地鎮祭がありました。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

また、お稲荷さんを新しく造営されるお宅に、方位見に伺いました。

「鬼門除け」と称して、東北(丑寅)や南西(未申)におまつりをすることがありますが、神さまは東南(辰巳)または、西(酉)、西北(戌亥)が良いとされます。

そして、向きは南向き、または東向きが良いでしょう。

北方領土の日

2012年2月7日 火曜日

今日は「北方領土」の日。

安政元年2月7日(1855)、静岡県下田市において、 “ (第1条)今より後両国末永く真実墾にして各其所領に於て互に保護し人命は勿論什物に於ても損害なかるへし(第2条)今より後日本国と魯西亜国との境「エトロプ」島と「ウルップ」島との間にあるへし「エトロプ」全島は日本に属し「ウルップ」全島夫より北の方「クリル」諸島は魯西亜に属す「カラフト」島に至りては日本国と魯西亜国との間に於て界を分たす是迄仕来の通たるへし(以下略) ” として結ばれた日露通好条約。

北海道の北東洋上に連なる択捉島(えとろふとう)・国後島(くなしりとう)・色丹島(しこたんとう)及び歯舞群島(はぼまいぐんとう)からなる北方領土は、日本人が開拓し、住み続けて来た父祖伝来の地であり、いまだかつて一度も外国の領土となったことがない、国際法に照らしても我が国固有の領土です。

過去の両国間の条約に照らしても北方四島は日本の領土

過去の両国間の条約に照らしても北方四島は日本の領土

昭和20年(1945)8月当時、およそ3,100世帯、17,000人余りの日本人が漁業・水産加工業を中心として生活を営んでいました。戦乱に乗じたソ連軍により、一方的に不法占拠されて以来、足を踏み入れることすらできない状況が続いています。

アメリカの州の議会では、日本海を東海と称する法案が審議されたり、固有の領土でありながら韓国の実行支配を許す竹島に諸施設が建設されたり、外国人による不用意な土地買収が続く対馬において、入港する韓国船に長崎県や対馬市から補助金が支出されたりと、我が国の領土領海を取り巻く環境は悪化の一方です。

離島への対策をしっかりと図り、漁業関係者が安心して仕事のできる法整備を期待するものです。

そのためには、小中学校の授業で「国の領土・領海」についてしっかりと学ぶ機会をつくって欲しいと思います。

節分祭御礼回り

2012年2月6日 月曜日

昨日に続き、節分祭の御礼で挨拶回りをしました。節分後土日を迎えたため、お休みの会社や商店などもあり、本日となってしまいました。

伊勢原警察署へも出向き、署長さんや管轄の警備課の方々にも御礼旁々様子を伺いました。特段、事故やトラブルなどの問題もなく、無事で安心いたしました。

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朝からほぼ一日雨が降り続きましたが、乾燥が続いていたので、良いお湿りとなりました。流行性感冒が蔓延していて、神奈川県内や秦野保健所管内でもインフルエンザ警報が発令されています。

比々多小学校でも、週明けの本日、新たに4学級が閉鎖となりました。

皆さまも十分に気を付けていただきたいと思います。

神前結婚式

2012年2月5日 日曜日

本日、鶴巻温泉・元湯陣屋神殿において神前結婚式が執り行われ、ご奉仕をいたしました。

ご結婚おめでとうございます

ご結婚おめでとうございます

新郎さんは紋付羽織袴の堂々たる姿、新婦さんは白無垢に洋髪、一足早く桜を象った衣裳が初々しくとてもお似合いでした。

余寒厳しい折ですが、一気に春が来たような温かい気持ちになりました。

気持ちがこもった手作りのリングピロー

気持ちがこもった手作りのリングピロー

徐々に暖かくなる気温とともに、神前結婚式にも良い時期を迎えます。

初午祭

2012年2月4日 土曜日

昨日は初午(はつうま)でしたが、節分祭と重なったため、工場関係の初午祭を二の午(15日)にずらしていただきました。

立春大吉の本日、池端・金山地区に鎮座する金山稲荷神社の初午祭のご奉仕をいたしました。

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昨年のブログにも記しましたが、金山地区は小田急線の開通によって氏子地域が分断され、氏神さまが無くなってしまったのを憂い、畑にあったお稲荷さんを遷しておまつりしたのが始まりです。しかしながら、明治期の棟札には幸福を祈った旨が記され、古くから信仰が篤かったことがうかがえます。

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また、区画整理事業による道路拡幅により、敷地内の木々の伐採に伴い、伐木清祓がありました。

樹木伐採のお清め

樹木伐採のお清め

そして、家屋の新築により、27年の長きにわたり住み慣れた家の解体清祓式もありました。

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節分祭 3時

2012年2月3日 金曜日

結びに、「節分祭」第3弾、3時の様子です。

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3時は市内外の企業・団体の役員の方々の参列で、年男・年女奉仕者の数も最大です。

この頃には、園児や児童、中学生の姿も見られるようになりました。

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ゲストとして、歌手の平浩二さん、地元落語家・三遊亭遊吉師匠、相撲協会理事・楯山大造親方(元関脇・玉ノ富士)、相撲協会審判委員・髙田川勝巳親方(元関脇・安芸乃島)、同部屋力士・大雷童太郎、同・雷電剛士、同・達綾哉がズラリと揃いました。

特に、髷(まげ)を結った190㎝・130㎏以上の力士たちには、子供はもちろんのこと、大人も大歓声を上げながら、その体格に唖然としていました。

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境内は人、人、人となりましたが、伊勢原警察署はもとより、交通安全協会、防犯協会、観光ボランティア協会の皆さまのご協力により、安全を図りながら行事を進めることができました。

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明日は立春正月、一陽来復・立春大吉を迎えますが、この「豆まき・宝まき神事」において、福を授かった皆さまには、感謝の気持ちを忘れることなく、幸せのより多き一年であるよう願うばかりです。

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5時半過ぎに参列者の直会(なおらい)をお開きにした後、準備設営全般に亘ってご尽力いただいた総代さんたちの直会を行いました。

節分祭にあたり、協賛や奉納をいただいた皆さま、参列者の方々、献身的にご奉仕いただいた総代さんやボランティアの方々、その他各方面から惜しみないご協力を賜りました。

お蔭様で、本年も伝統の行事を無事つとめることが出来ました。心より感謝御礼申し上げます。

節分祭 12時

2012年2月3日 金曜日

続いて、「節分祭」第2弾で12時の式典の様子です。

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12時は比々多地区自治会を始め、近隣の皆さまや市内企業の方々に参列していただいています。

参列者は裃(かみしも)を身に付け、威風堂々したご奉仕の様子です。

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この頃には、駐車場もかなり混雑いたしました。

式典の先導役は、三和会の青年さんたちです。

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12時の式典では、四方並びに天地の邪気を祓う古式「鳴弦之儀」(めいげんのぎ)と、邪気の象徴である鬼を追い払う「鬼遂之儀」(おにやらいのぎ)が加わり、一層節分祭らしさが表れます。

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節分祭 10時

2012年2月3日 金曜日

気温は低かったものの、お蔭様で天候に恵まれ節分祭日和となりました。

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午前7時頃から準備を整え、10時の祭典に備えました。

ご神前には今年も多くの奉納品が上がりました。

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先ず、10時の祭典は所管神社の総代さんたちです。

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小学校は短縮措置が取られたようですが、この式典の折には間に合わず、近隣の方々が福を求めて来ました。

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気象状況

2012年2月2日 木曜日

日本列島各地に大雪がもたらされ、平成18年豪雪を上回る積雪のところもあるようです。雪崩や転落、落雪、交通事故、除雪機による事故、心臓発作など、雪が原因となる被害も日を追って報告されています。

今後も豪雪が予想されますが、積雪地における被害が広がらないことを願います。

お蔭様で、当地ではお天気が続き、大安の今日も支障なく各種出張祭儀を行うことができました。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

見上げる阿夫利嶺は、白くなっていることもあり、冷え込みは一段と厳しくなりました。外で工事作業にあたる人たちにとっても、しばらくは厳しい寒さとなりそうです。

伐採工事安全祈願祭を終えて

伐採工事安全祈願祭を終えて

先の話ですが、7月15日の真夏における結婚式について、殿内の温度状況について問い合わせがありました。寒さ暑さの極限時はどちらもつらいものがあります。

やはり、仕事や健康を気に掛ける上では、気象状況というのは大切な要件です。

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いよいよ明日は「節分追儺祭」。準備に人手と時間を費やして来ましたが、支度もほぼ調いました。

梓弓(あづさゆみ)を用いて天地四方(てんちしほう)の厄を祓う「鳴弦之儀」(めいげんのぎ)、災禍を象徴する鬼を追い払う「鬼遂之儀」(おにやらいのぎ)。

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これらの神事を通して、悪疫(あくえき)を退散して一陽来復の福を招き入れたいと思います。

明日は一番の冷え込みとなり、氷点下からの始まりとなりそうですが、気温以上に気を引き締めてつとめたいと思うところです。

如月 月次祭

2012年2月1日 水曜日

昨日と同じく気温がやや上がりましたが、今日は強い風が吹き荒れ、境内は杉の葉だらけとなりました。

強風の影響で、予定していた年男年女奉仕者ご芳名・協賛者ご芳名の張り出し作業が出来ず、臨時駐車場のシート張り直しや境内清掃など、明日は大安の忙しい中ですが、急ピッチで準備に当たることになりそうです。

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その強風の最中にあって、総代さんが境内の注連縄張りのご奉仕に精を出してくれました。また、くじの確認や、節分祭当日の役割確認など、入念に万端準備を整えていただきました。

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授与所では、福豆の入った五合桝(初穂料1700円)・くじ引換券(御神札含む:500円)を頒布しています。

さて、如月朔日にあたり、月次祭(つきなみさい)を斎行し、皇室の安寧と弥栄、国家の安泰、氏子崇敬者の安全と発展を祈り上げました。

今月は、3日(金)10時・12時・15時に「節分追儺祭」、17日(金)10時に「祈年祭」が予定されています。

また、4日の立春以降は、人形感謝祭(3月17日)の申し込み受け付けをいたします。

私事ながら、小職(禰宜)が本日付けを以て、神社本庁から神職身分二級を授かることとなりました。17日の祈年祭が大祭にあたることから、その日より袴の色目を浅黄(あさぎ)から紫に変えることといたします。

神職 狩衣2級

中堅神職の立場から更に高みへと歩を進めますが、気持ちを引き締めつつ、今まで以上に誠意を以てつとめて参りたいと思います。

氏子崇敬者の皆さまには、更なるご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。