2011年5月 のアーカイブ

まが玉祭広報

2011年5月13日 金曜日

大磯町の観光協会からチラシが到来いたしました。「日本の祭り」(ダイドードリンコ提供)で、5月5日に行われた国府祭(こうのまち)の特集番組が放映されます。お時間のある方は、5月29日(日)20:55~TVK(テレビ神奈川)をご覧ください。

dydo

5月18日にはラジオ日本(1422kHz)で、まが玉祭の取材があります。

IMG_0002

伊勢原市観光協会では、最新情報にまが玉祭情報をアップしています。http://www.isehara-kanko.sakura.ne.jp/news.php?eid=00163

境内の梅

境内の梅

また、Let’s Enjoy TOKYOにまが玉祭の詳細が掲載されました。http://www.enjoytokyo.jp/amuse/event/442468/  

神社裏・里山の夕焼け

神社裏・里山の夕焼け

昨日は午後から大雨となりましたが、境内の樹木にはたっぷりの水分補給となりました。近隣の田んぼでは、田植えを前にして蛙がよく鳴いています。

 

 twitter

 

書道展・絵画展準備

2011年5月12日 木曜日

本日はPTAの関係会議が3つ重なりました。年度始めなので、どこでも様々な会議や打ち合わせがあると思います。

神社では、朝礼において順番に「奉仕心得」を唱え、初心に返って頑張っています。

さて、節電の関係もあって「まが玉祭」の計画準備が多小遅れましたが、日々支度を進めています。

IMG_0003

昨日は鶴巻書道絵画教室から出品の作品を預かりました。子どもたちの作品には、言葉では語れない心や想いがいっぱい詰まっています。

IMG_0002

来月には、神奈川県神社庁で行う青少年書道展・絵画展の作品も集まってくると思います。書道や絵画は、忍耐力を養い、創造力を豊かにし徳性を高めてくれます。

 

今晩は、総代さんの懇親会が開催されています。きっと楽しく盛り上がっていると思います。

 

 twitter

吾妻社例祭

2011年5月10日 火曜日

本日、伊勢原カントリークラブ内にある吾妻社例祭のご奉仕をいたしました。

ゴルフ場のコース内に小高い吾妻山がありますが、そこにお社がまつられています。例年新緑のこの時期におまつりを行っています。

2011051011080000

小高いといっても急な斜面であり、コースを横切るため危険も伴います。数年前から、クラブハウス内にお供え物を準備して遙拝(ようはい)する形になりました。

もちろん、事前にお社の周辺を掃除して、〆を飾り、お供え物を上げて行っています。

本日は霞(かす)んでいましたが、澄んでいれば江ノ島を一望できる最高のロケーションです。桜の名所でもあります。

IMG_0003 

比々多神社には、智に長け、勇猛な日本武尊(やまとたけるのみこと)がおまつりされています。『古事記』では、東国平定の大義を成し遂げたミコトが、足柄山で妻である弟橘姫(おとたちばなひめ)を思い出して、「吾妻はや」と嘆きます。それから東国を「あづま」(東・吾妻・我妻など)と呼びます。

神奈川には、吾妻神社や橘樹(たちばな)神社が多く鎮座しています。

 

 twitter

広報記事

2011年5月10日 火曜日

昨日は、明治記念館で一都七県神道政治連盟の会議、横浜で神奈川県神道青年会の総会があり出席いたしました。5月は総会が集中して行われますが、様々な組織や団体で目的や計画、目標を確認し、心新たに臨む時期です。

県神道青年会総会(伊勢山皇大神宮)

県神道青年会総会(伊勢山皇大神宮)

神社には横浜ウォーカーの取材が来ました。社殿の裏には縄文時代の「環状列石及び住居跡」(市指定史跡)がありますが、“ 不思議な場所 ” ということで掲載を予定しているようです。

タウンニュース・大震災復興祈願祭の様子

大震災復興祈願祭の様子(タウンニュース)

ここ数日、新聞やタウン誌に記事が掲載されました。

国府祭記事(神奈川新聞)

国府祭記事(神奈川新聞)

また、まが玉祭について事前広報も掲載予定です。
まが玉祭広報(ぱど)

まが玉祭広報(ぱど)

 

まが玉祭広報(神奈川新聞)

まが玉祭広報(タウンニュース)

 

 twitter

まが玉祭実行委員会

2011年5月8日 日曜日

今晩は、来る5月21日(土)・22日(日)の両日に開催される「第24回まが玉祭」実行委員会が行われました。

50名近い実行委員が出席

40名もの実行委員が出席

今年は節電のことを考慮して、終了時間を前倒しに計画し、照明を使用しない形で運営することになりました。従って、「管絃と舞楽の夕べ」は16:40~18:00の予定です。

tirasi

また、恒例の「富くじ」は、富ふだの配布時間を限定せず、善意のチャリティを寄付された方に、1枚(1人1枚)差し上げる形になりました。

チャリティ募金は、日本赤十字社に寄付して、この度の震災の支援にあてていただくことになりました。

town news

「雅楽の観覧」と「フリーマーケット出店募集」はまだ行っていますので、お早めにどうぞ。

 

 twitter

一心泣き相撲の下見と打ち合わせ

2011年5月8日 日曜日

今日は母の日。感謝の気持ちを表すのはとても難しいことですが、言葉や気持ちや形や行動など、、、それぞれの方法で恩に報いた方が多かったと思います。

午後から藤沢に出掛けました。白旗神社一心泣き相撲が行われ、その様子を見学しに行きました。また、スタッフと比々多場所の打ち合わせをしました。

一心泣き相撲 白旗場所

一心泣き相撲 白旗場所

昨年に引き続き2回目の開催となる「比々多場所」は、7月17日(日)の開催です。お申し込みはこちらからお願いいたします。

<参加申込>

 

  

比々多場所の様子 (昨年)

比々多場所の様子 (昨年)

 

 

 twitter

 

五十日祭・埋葬祭

2011年5月7日 土曜日

 

最近「直葬」(ちょくそう)なる言葉をよく耳にします。葬儀の儀礼を行わずに、直接火葬してしまうやり方です。

「合理的」「無宗教」「時間・お金の無駄」「生活困窮」「手間」「流行」などの理由が挙げられるようです。

sougi

しかしながら、葬儀は死を悼み、悲しみ、別れを惜しみ、故人を偲ぶ大切な時間です。また、命の尊さを考える機会でもあります。そして、気持ちの整理をつける空間であり、けじめともなります。 

五十日祭

五十日祭

ご奉仕する私たちは、故人に安らかに鎮まっていただくよう誠心誠意勤めます。そのことが残りしものへ安心感を与え、ご先祖さまとのつながりをつくる役割を担っています。

埋葬祭

埋葬祭

人がもつことができる喜怒哀楽の感情の豊かさ。霊魂にも和魂(にぎみたま)、荒魂(あらみたま)、奇魂(くしみたま)、幸魂(さちみたま)があるといわれます。今を生きる私たちの行為でその御魂も発揮されるわけです。

 

twitter

 

産の宮(三之宮)で安産祈願

2011年5月7日 土曜日

今日は戌(いぬ)の日。犬が多産でお産が軽いことから、安定期に入る5ヶ月目の戌の日を選日し、安産祈願をされる方が多いです。

IMG_6267

岩のように丈夫な子どもに成長するように岩田帯で帯祝いをします。岩田帯は御祈願の方に安産守とともに授与いたします。

IMG_6270

鎌倉の将軍・源頼朝公(みなもとのよりともこう)は、妻・政子(まさこ)の安産祈願で比々多神社に馬を奉納しています。

絵馬に思いを込める母親の姿はとても心温まります。

IMG_6271

今年はうさぎ年。うさぎは生まれて数ヶ月でお産のできる生理機能をもつ動物なので、繁栄の象徴でもあります。

お参りの方からは、「 “ 産の宮 ” (三之宮)のご利益で、元気な赤ちゃんを授かりますように」との願いがありました。

初宮参り おめでとうございます

初宮参り おめでとうございます

 

twitter

国府祭 其の三

2011年5月6日 金曜日

5社同時にお立ちの式(発輿祭)を行い、一之宮から順に逢親場(おおやば=大矢場)祭場(馬場公園)に向かいます。

IMG_6213

下の祭場は、沢山の露店と人出で賑わっていました。昔は「農具の市」が所狭しと出ていたそうです。五穀豊穣を願う国府祭の市で買った農具を用い、田畑を耕すのが良い風習だったようです。

IMG_6216

三之宮の「なでしこ囃子会」の子どもたちも元気いっぱいで、他の太鼓に負けないくらい大きな音を打ち鳴らしていました。

神納対面の儀

神納対面の儀

総社・六所神社が各社を迎え入れ、「五社献饌」(ごしゃけんせん)、「神納対面の儀」(しんのうたいめんのぎ)、「国司代奉幣」(こくしだいほうべい)、「神裁許の儀」(しんさいきょのぎ)などの神事が粛々と行われました。

ここで、各社の守公神(しゅこうしん)は総社に納められ、一年間預けられます。そして、来年も各社の御神霊のこもった守公神が納められます。神さまの命も更新です。

一方、私たちも一時の逢瀬(おうせ)を懐かしみ、名残をもちながら、それぞれの社へと帰って行きます。

鎮座祭

鎮座祭

道中、伊勢原の行在所で式典を行い、午後7時お宮へと無事戻りました。12時間の長い旅の終わりです。

直会(なおらい)の様子

直会(なおらい)の様子

夕刻から肌寒くなりましたが、雨に降られることなく長い歴史の1頁を綴ることができました。ご協力ご奉仕いただいた皆さまに感謝申し上げます。

 

*尚、国府祭の様子をテレビ神奈川の3台のカメラが収録していました。「日本の祭り」(ダイドードリンコ提供)として、5月29日(日)20:55から55分間の特集番組としてTVKテレビで放映されます。

twitter

国府祭 其の二

2011年5月6日 金曜日

金目からバスに乗車して大磯まで移動。昔は八十八ヶ村の村渡しで国府・大磯へ行っていました。「天下祭り」の異名もうなづけます。途中には、血見せ坂という名残の場所もあります。

2011050510300000

神揃山(かみそろいやま=神集山)の入口で、在庁(大磯)の奉仕者が待ち受けています。ここで、神さまの依り代である「守公神」(しゅこうしん)と桙(ほこ・三枝)を在庁の方に捧持していただき、ともに山の祭場に向かいます。

各社とも参道が異なりますが、当社がもっとも険しい山道を進みます。

2011050514100000

 当社の神輿は暴れ神輿といわれますが、神さまの神威(しんい)を人々に分け与えるためのものです。そのお蔭で、人々は合一することができるのです。

IMG_6167

 裏方では神饌(しんせん:お供え物)の準備。以前は「熟饌」(じゅくせん)といって、煮炊きしたものを神さまに供えていました。

力石と三之宮の粽俵

力石と三之宮の粽俵

一之宮・寒川神社から順に神揃山祭場に入り、お着きの式を執り行います。一国一社八幡宮の着御祭が済んだのを見計らい、粽行事が始まります。

IMG_6185

三和会の威勢のよい掛け声で俵が数度宙に舞った後、“ 散り撒く ” ように中に詰められた餅を四方八方に撒きます。この動態から「ちまき」と名付いたと言い伝えられています。

無病息災・家内安全を願う三之宮の伝統行事です。ご家族で召し上がってください。

IMG_6190

各社の神職が5つの神社(寒川神社・川勾神社・比々多神社・前鳥神社・平塚八幡宮)をお参りする五社列拝(ごしゃれっぱい)。どこの神さまも同様に尊いものです。

座問答

座問答

神揃山の神事として名高いのが古式・座問答(ざもんどう)。

相武国(さがむのくに)と磯長国(しながのくに)が合わさって、相模国となった折、一之宮争いが生じました。それを神事化したものが座問答です。

一之宮・寒川神社と二之宮・川勾神社が神さまの座位(ざい)である虎の皮をお互いに上位に進めること三度、お互い譲らぬ中で、三之宮・比々多神社宮司が仲裁に入り、「いづれ明年まで」の掛け声で神事は閉じます。神さま同士の円満解決が表れ、拍手の渦となります。

 

twitter