2011年5月7日 のアーカイブ

五十日祭・埋葬祭

2011年5月7日 土曜日

 

最近「直葬」(ちょくそう)なる言葉をよく耳にします。葬儀の儀礼を行わずに、直接火葬してしまうやり方です。

「合理的」「無宗教」「時間・お金の無駄」「生活困窮」「手間」「流行」などの理由が挙げられるようです。

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しかしながら、葬儀は死を悼み、悲しみ、別れを惜しみ、故人を偲ぶ大切な時間です。また、命の尊さを考える機会でもあります。そして、気持ちの整理をつける空間であり、けじめともなります。 

五十日祭

五十日祭

ご奉仕する私たちは、故人に安らかに鎮まっていただくよう誠心誠意勤めます。そのことが残りしものへ安心感を与え、ご先祖さまとのつながりをつくる役割を担っています。

埋葬祭

埋葬祭

人がもつことができる喜怒哀楽の感情の豊かさ。霊魂にも和魂(にぎみたま)、荒魂(あらみたま)、奇魂(くしみたま)、幸魂(さちみたま)があるといわれます。今を生きる私たちの行為でその御魂も発揮されるわけです。

 

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産の宮(三之宮)で安産祈願

2011年5月7日 土曜日

今日は戌(いぬ)の日。犬が多産でお産が軽いことから、安定期に入る5ヶ月目の戌の日を選日し、安産祈願をされる方が多いです。

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岩のように丈夫な子どもに成長するように岩田帯で帯祝いをします。岩田帯は御祈願の方に安産守とともに授与いたします。

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鎌倉の将軍・源頼朝公(みなもとのよりともこう)は、妻・政子(まさこ)の安産祈願で比々多神社に馬を奉納しています。

絵馬に思いを込める母親の姿はとても心温まります。

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今年はうさぎ年。うさぎは生まれて数ヶ月でお産のできる生理機能をもつ動物なので、繁栄の象徴でもあります。

お参りの方からは、「 “ 産の宮 ” (三之宮)のご利益で、元気な赤ちゃんを授かりますように」との願いがありました。

初宮参り おめでとうございます

初宮参り おめでとうございます

 

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