いよいよ明後日に迫った国府祭(こうのまち)の準備で、今日は半日榊(さかき)の準備。各種神事に用いる玉串やお祓い、守公神(しゅこうしん)、桙(ほこ)などを奉製いたしました。
都会では花屋さんで求めることも多いようですが、当社境内には沢山の榊が植わっています。用途により大きさや枝ぶりを見ながら、必要な数量を切ります。
葉は1枚1枚丁寧に拭き、均整を整えます。
六社の合同祭典につき、榊の大きさについても申し合わせがあり、定めに従って例年通り準備を進めます。
「神対面の儀」(しんたいめんのぎ)では、六社の神々が年に一度の対面をします。その御分霊(ごぶんれい)が「守公神」です。六社の神さまが総社に納められ、相模国の安寧と五穀豊穣が祈られます。
「開運守公神」は、各社で授与(初穂料500円/社)しています。台座(初穂料300円)に各社の守公神を立てるようになっています。
天下泰平を祈る国司さながら、相模国の有力大社を巡ってみては如何でしょうか。