相模国三ノ宮・比々多神社

守公神

いよいよ明後日に迫った国府祭(こうのまち)の準備で、今日は半日榊(さかき)の準備。各種神事に用いる玉串やお祓い、守公神(しゅこうしん)、桙(ほこ)などを奉製いたしました。

各祭典の玉串

各祭典の玉串

都会では花屋さんで求めることも多いようですが、当社境内には沢山の榊が植わっています。用途により大きさや枝ぶりを見ながら、必要な数量を切ります。

大麻(おおぬさ)

大麻(おおぬさ)

葉は1枚1枚丁寧に拭き、均整を整えます。

鉾(ほこ)

桙(ほこ)

六社の合同祭典につき、榊の大きさについても申し合わせがあり、定めに従って例年通り準備を進めます。

守公神

守公神(しゅこうしん)

「神対面の儀」(しんたいめんのぎ)では、六社の神々が年に一度の対面をします。その御分霊(ごぶんれい)が「守公神」です。六社の神さまが総社に納められ、相模国の安寧と五穀豊穣が祈られます。

「開運守公神」は、各社で授与(初穂料500円/社)しています。台座(初穂料300円)に各社の守公神を立てるようになっています。

「開運守公神」 比々多神社の御幣は赤

「開運守公神」 比々多神社の御幣(ごへい)は赤

天下泰平を祈る国司さながら、相模国の有力大社を巡ってみては如何でしょうか。

 

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コメント / トラックバック2件

  1. aegean より:

    来年(平成26年)の初詣の時期には
    貴宮に参拝したいと計画を立てています。
    往昔、相摸国六社(一宮から四宮、総社、相摸一国一社八幡)全てを
    参拝しましたが、その折は、「開運守公神」の授与は行なっておらず、
    もし、その当時、授与していれば、戴きたかったので残念無念。
    今回は是非とも参拝の折、戴きたいと思いますが、初詣の時期にも
    授与しているのでしょうか?
    更に、夏越の大祓いの時期には、「茅の輪守」を授与している神社は
    多々あるのですが、
    年越の時期にこの茅の輪守を授与している神社は管見の限り、貴宮以外
    一社しか知りません。
    貴宮で授与していることを知りましたが、初詣の時期でも戴けるのでしょうか?
    限定頒布ということで懸念があります。
    また、正月の授与品の画像にある
    http://www.hibita.jp/weblog/wp-content/uploads/77777-3.jpg
    は、どのような授与品なのでしょうか?
    絵馬付の破魔矢とも違いのですが・・・。
    因みに、破魔矢の授与もされているのでしょうか?
    昨年一昨年と相摸国六社巡拝を企画したのですが、所用や疾病により
    断念したこともあり、今度こそ参拝したいと思っているのですが、
    もし、出来ない不測の事態の折は、郵送でも受け付けて戴けるのでしょうか。

  2. 禰宜 より:

    コメントをお寄せ頂きありがとうございます。

    「開運守公神」は、平成16年の国府祭から頒布を始めた授与品で、10年近く以前にお参り下さったようです。
    当社では一年中頒布していますのでご安心下さい。

    次に、「茅の輪守」ですが、残念ながら当社でも夏越大祓の折の限定頒布となっています。

    リンクを張って頂いた正月授与品は「昇運天」というもので、やはり正月時期の限定頒布品です。
    破魔矢と同じ柄の先に、干支の吉祥の絵柄をあしらった縁起物です。

    また、破魔矢の授与もしております。

    お身体にご留意下さり、お参り頂きたいと存じ上げますが、ご希望であれば授与品の送付も可能です。

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