2011年5月4日 のアーカイブ

国府祭動座祭

2011年5月4日 水曜日

今朝は明日の国府祭(こうのまち)に向けて、早くから総代さんたちが集まりました。

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国府祭では、白木の神輿で渡御(とぎょ)を執り行います。この白木の神輿は、皇紀2600年(昭和15年)に、一之宮・寒川神社、二之宮・川勾神社、三之宮・比々多神社、四之宮・前鳥神社、一国一社・平塚八幡宮が、五社お揃いでつくったものです。

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先ずは、神輿の清掃と飾り付けを行いました。化粧回しの晒(さらし)も新しく綯(な)いました。

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国府祭では、9升2合の餅をつきます。1合あたり200グラムで計算して、分量を量ります。重ね餅は四分六の割合です。

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4月の大祭同様、粽行事用の粽もつくりました。乾かしてから俵に詰めました。

神饌(しんせん)に添える卯(う)の花

神饌(しんせん)に添える卯(う)の花

また、境内外や祭場、運搬車などに〆を張るため約30本の竹を切り出しました。

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総代さんたちの奉仕作業も順調で、予定以上に早く準備が整いました。

総代さんは一旦家へ戻り、各自潔斎(けっさい)を済ませてからお宮に再び出てきました。

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定刻午後7時、夕闇に向かう中、太鼓の合図で動座祭が斎行されました。動座祭は、神さまに神輿へお遷(うつ)りいただくための祭儀(さいぎ)です。

灯りを落として辺りが鎮まる浄暗(じょうあん)の中、神職の「オーオーオー」という掛け声とともに、厳かに御神霊(おみたま)にお遷りいただきました。

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六社の合同祭典である伝統の国府祭、その歴史の一頁が例年通り変わりなく始まりました。

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明日は午前6時にそれぞれの立場で集まり、発輿祭(はつよさい)ののち、祭場となる大磯へ出立いたします。

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子は鎹

2011年5月4日 水曜日

今日は国民の祝日「みどりの日」。祝日法には「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」とあります。

しかしながら、大型連休の最中にあるため、祝日意識もあまりないのが実情です。

私たちの暮らす日本の国は、国土の約7割が山地にあたり、四方を海に囲まれた島国です。また、四季折々の自然に恵まれていることを考えれば、自然の恩恵に感謝するのは当然といえるでしょう。

平成19年にできたなじみの薄い祝日ですが、直面する環境問題や自然との共生、また自然の驚異について一考することも大切です。

 

さて、大安吉日の今日は、多くのお参りで境内が賑わいました。

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国府祭準備の最中につき、殿内には神輿が据えられていましたが、「運が良かった」などという声も聞こえました。

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明日は「子どもの日」。一足早く子どもの幸せを願って初宮参りに望まれたご家族もあったと思います。

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子どもを鎹(かすがい)に、夫婦の絆が更に深まることをお祈り申し上げます。

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また、地鎮祭やお稲荷さんなど、外のおまつり奉仕もありました。 

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

お稲荷さんでの奉告祭

お稲荷さんでの奉告祭

 

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