今日は、兼務社の稲荷神社(伊勢原市下平間)の例祭日(毎年2月8日)でしたが、たまたま初午(はつうま)と重なりました。

小高い丘の上に幟が旗めく
平間(上平間・下平間)は、農家が多く信仰の篤い地域で、水神講や稲荷講を始め多くの講が残っています。稲荷神社は東と西に鎮座し、隔年で交代に祭事を行っています。

西のお稲荷さんでは梅が満開
午前中は、工場のお稲荷さんに初午祭のご奉仕で出掛けました。
1500人の従業員を抱える工場では、中近東出身の社長さんや欧州出身の役員さんたちも神妙な面持ちで参列されました。
年1回の祭事ですが、青竹の垣根が真新しく、神域や手水鉢が清められ、手作りの幟が立てられ、清々しくお勤めができました。
余寒厳しい天候と同様、世の景気は厳しい有様ですが、従業員が一つになって知恵を絞り、それぞれの職務を全うして欲しいと祝詞に気持ちを込めさせていただきました。
先人の技術を活かし、更なる知恵を重ねて最新の技術開発につなげていただきたいと思います。
各企業・工場の安全と発展を心からお祈り申し上げます。