2010年5月9日 のアーカイブ

いずれアヤメかカキツバタ

2010年5月9日 日曜日
神社の左側を流れる小川には、明治神宮(渋谷区神園町鎮座)から分けていただいた野花菖蒲(のはなしょうぶ)があります。
明治神宮からいただいた花菖蒲

開花間近の花菖蒲

明治神宮は、明治天皇と照憲皇太后(しょうけんこうたいごう)がお祀(まつ)りされている神社です。今では知らない人も多いですが、明治神宮の境内(東京ドーム15個分の広さ)は、国内はもとより、樺太(サハリン)、台湾などから10万本に及ぶ献木(けんぼく)を植林した人工林で、11万人もの青年団の勤労奉仕によるものです。

明治天皇は和歌を好まれ、生涯9万3千首余りもの御製(ぎょせい)をおつくりになられました。

うつせみの 代々木の里は しづかにて 都のほかの ここちこそすれ

境内の御苑(ぎょえん)にある菖蒲田(しょうぶだ)は、明治天皇が昭憲皇太后のためにおつくりになられたものだそうです。6月には花菖蒲(はなしょうぶ)が見事な花を咲かせます。

当社の小川では、黄菖蒲(きしょうぶ)も間もなく咲きそうです。

「いずれアヤメかカキツバタ」といいますが、アヤメ科の花はよく似ていて見分けが難しいです。

IMG_0911