2010年1月 のアーカイブ

靖國神社にお参り

2010年1月21日 木曜日

本日は、神道政治連盟神奈川県本部による恒例の「靖國神社」参拝でした。神道政治連盟とは、日本の文化・伝統を後世に正しく伝えることを目的とする団体です。

(詳しくはこちらをご覧ください  http://www.sinseiren.org/ )

静謐な雰囲気で気持ちがあらたまります

静謐な雰囲気で気持ちがあらたまります

英霊の鎮まるご本殿のお側近くで、気持ちを落ち着けて99名の参加者は心地よい参拝をしてきました。

無私の心で世の為人の為に尊き命を失われた人たち、そのお蔭で今の平和な豊かな暮らしがあることに感謝しなければなりません。ご遺族の方もいましたが、ともに同じ心持ちになれた瞬間でした。

遊就館の外観

遊就館の外観

また、「遊就館」(ゆうしゅうかん)という英霊の遺品や戦争に関わる歴史資料を展示した施設を見学して来ました。

平日の午前中ながら、“歴女”ではありませんが、若い女性や30前後の会社員風の人たちが真剣に見学していたのが印象的でした。安らかな国づくりへの責務を感じるひとときでした。家族で訪れたい施設です。

(靖國神社についてはこちらをご覧ください  http://www.yasukuni.or.jp/ )

その後、江戸3大まつりで有名な深川の富岡八幡宮に参拝しました。江戸中期に勧進相撲(かんじんずもう)が行われ、相撲と縁の深い神社で、歴代横綱の名が刻まれた横綱力士碑や佐川急便さんが奉納された6億円といわれる日本一の神輿の大きさに一同驚いていました。

“水かけまつり”で有名な元准勅祭社・富岡八幡宮

“水かけまつり”で有名な元准勅祭社・富岡八幡宮

一行はその後、東京都水道局水道歴史館を見学し、江戸時代の水道づくりの苦労や水の尊さを認識して帰ってまいりました。

総代さんの研修会

2010年1月20日 水曜日

神社で行われるお祭りは、神職が奉仕をするものですが、「総代」と呼ばれる地域の人たちが、宮司に協力をして神社を守り運営を助けています。総の字は、昔は“惣”と書きましたが、まさしく物心ともに力を尽くしているわけです。

比々多神社の周辺地域【中郡(大磯町・二宮町)・平塚市・伊勢原市】では、「神社神道の昂揚(こうよう)並びに会員相互の親睦を図り、以て神社総代の責務を完(まっと)うすること」を目的として、中(なか)・平塚・伊勢原連合神社総代会を組織しています。

因みに、加入神社数は89社、会員数は580名です。(平成21年9月現在)

当社でその事務局をお預かりしていますが、研修会、総会、参拝旅行などを行っています。

昨年の研修会の様子(125名が参加)

昨年の研修会の様子(125名が参加)

昨日は、理事会・評議員会が開催されましたが、今年は3月3・4日の予定で、箱根湯本で研修会を行うことになりました。

春到来?! 四季桜見つけた

2010年1月19日 火曜日
第2駐車場(神社西側)では四季桜が咲いています。
「春到来!」と言いたいところですが、ヒカンザクラの一種で10月頃から開花し始め、4月まで冬でも少しづつ咲く品種です。
 
小木で枝も細く、花も華やかではありませんので、遠目には寂しい感じですが、近づくと淡い桃色で、冬の花らしい可憐さがあります。
ほころび始めた四季桜

ほころぶ四季桜

神苑歳時記(境内の四季)はこちらをご覧ください。
 

御朱印

2010年1月18日 月曜日

近頃はウォーキングブームもあり、リュックサックを背負って仲間同士でお宮に立ち寄る方が随分増えました。

「いせはら観光ボランティアガイド&ウオーク協会」発行の観光マップ

「いせはら観光ボランティアガイド&ウオーク協会」発行の観光マップ

社寺に詣でていただくのが御朱印(ごしゅいん)です。日時が入るので後々の良き思い出にもなります。

比々多神社の御朱印

比々多神社の御朱印

各種御朱印帳も取り揃えています

各種御朱印帳も取り揃えています

祝着(いわいぎ)

2010年1月17日 日曜日

今日の社頭は、初詣の他に「初宮参り」の方が目立ちました。人生儀礼の最初の節目であるだけに、どなたも寒さを感じさせない温かな表情でした。

お宮参りのご家族 (おめでとうございます)

お宮参りのご家族 (おめでとうございます)

oharai

*人生儀礼についてはこちらをご覧ください。

http://www.hibita.jp/nazenani/jinsei.shtml

比々多神社では、初宮参りの方に祝着(いわいぎ)の貸出(3,000円)をしております。

男の子

男の子

 

女の子

女の子

どうぞご利用ください。

福豆

2010年1月16日 土曜日

今年は、寒波の影響で日本海側を中心に荒天が続いており、各地で厳しい冷え込みとなっています。

20日は大寒ですが、大寒の末日で冬の節が終わり、春の節に移るときが節分です。

今日、節分追儺祭(せつぶんついなさい)に用いる「豆」が納品されました。しばらく、行事でまく“福豆”の準備に追われます。

比々多神社の“福豆”

比々多神社の“福豆”

豆を打って鬼を追うことは、室町時代に明代の行事が入って来たと言われています。悪疫退散、招福を願いながら、暖かい春の到来が待ち遠しいところです。

“鬼逐(やら)いの儀”に用いる鬼の衣装も干しました

“鬼逐(やら)いの儀”に用いる鬼の衣装も干しました

小正月 こしょうがつ

2010年1月15日 金曜日

元旦の大正月に対して、正月15日の望粥(もちがゆ=餅粥)の日、あるいは14日から16日までを小正月と言います。九州では望年(もちどし)、信州では若年(わかとし)、飛騨では二番正月、越後では小年(こどし)などと言うそうです。

月次祭(つきなみさい)に小豆粥をお供えして

月次祭(つきなみさい)に小豆粥をお供えして

昔の暦は、望(ぼう=満月)から始まっていたので、農家の人にとっては意味深い日であり、筒粥(つつがゆ)占いや農事始めの予祝(前祝いの意)として、地方では色々な行事が行われています。

どんど焼き

2010年1月14日 木曜日

どんど焼き、どんと焼き、どんと、とんど、左義長、さいと焼き、さぎっちょ、、、などと地方により呼び名は様々ですが、その年の門松や注連飾りを焼く行事です。

道祖神(どうそじん)のお祭り、年神さまを送る行事などの習わしがあり、その火で焼いた餅を食べると風邪をひかない、書き初めを焼いて高く上がると上達すると言われています。

比々多神社では、毎年1月14日の午後3時から古札焼納祭とあわせてどんど焼き行事を行っています。

お神札や注連飾りなどをお祓いする神事

お神札や注連飾りなどをお祓いする神事

境内に集まった家族連れ

境内に集まった家族連れ

団子を焼く子どもたち

団子を焼く子どもたち

書道の上達を願い・・・

書道の上達を願い・・・

 次に、神社近くの地域で行われている道祖神まつりをご紹介いたします。

三ノ宮・西谷戸組の道祖神

三ノ宮・西谷戸組の道祖神

神戸(ごうど)・上(かみ)の道祖神・御仮屋(おかりや)

神戸(ごうど)・上(かみ)の道祖神・御仮屋(おかりや)

さいと焼きの河川敷まで御仮屋を担ぐ青年

さいと焼きの河川敷まで御仮屋を担ぐ青年

団子づくり

2010年1月13日 水曜日

明日14日は、正月のとじめ行事として「どんど焼き」(古札焼納祭)を行います。お神札や注連飾り、松飾りなどをお焚き上げします。

この行事にかかせないのが“団子”です。

上新粉(じょうしんこ)をこねて細かくちぎります

上新粉(じょうしんこ)をこねて固め細かくちぎります

丸くこねて蒸かします

丸くこねて蒸かします

うちわで素早く扇ぎます

うちわで素早く扇ぐと次第にツヤが出てきます

 

樫の枝に刺して沢山のお団子の出来上がり!

樫の枝に刺して沢山のお団子の出来上がり!

どんど焼きの火で焼いた団子を食べて、無病息災、流行りの風邪も吹き飛ばしましょう。

明日午後3時から行いますので、ご家族でお集まりください。(参加無料)

御神酒やお茶菓子なども準備しております。

鏡開き

2010年1月12日 火曜日

昨日は年神さまにお供えした鏡餅をいただいて、家族の円満を願う「鏡開き」でした。(お宮でもお汁粉をいただきました。)

武家社会の風習の為、割るという言葉は忌み言葉であり、刃物で行うのは切腹を意味して嫌われ、手で開いたそうです。また、固いものを食すこと(歯固め)により健康を願ったようです。

お汁粉を御神前に

お汁粉を御神前に

 神さまにお供えする飲食を“神饌”(しんせん)と言います。比々多神社では、少し前まで大祭・国府祭には、熟饌(じゅくせん)と言って調理してお供え物を上げていました。

お正月の奉納

お正月の奉納

 御神前に上がっていた鏡餅などの沢山の奉納品も昨日で下げさせていただきました。皆様の心尽くしに感謝申し上げます。