2010年1月22日 のアーカイブ

えっ、神社の撤去?!

2010年1月22日 金曜日

昨日の新聞に掲載されましたが、北海道砂川市に鎮座する「空知太神社」(そらちぶとじんじゃ)の境内地(敷地)が市有地の無償提供を受けているのが違憲との最高裁大法廷判決が出ました。

(詳しい記事はこちらをご覧ください。)http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100120/trl1001201516005-n1.htm

神社は全国に約80,000社ありますが、これは「大字」(おおあざ)の数にほぼ等しいといわれています。つまり各村には各村を守る神社、鎮守の神さまが存在するわけです。

まさしく日本の伝統と文化、歴史の重みを感じる数字であり、携帯電話やインターネットはもちろんのこと、情報網が発達しない昔から、全国津々浦々にお宮がお祀りされ、伝統的な行事が行われてきたわけです。(お寺も同様です)そして、必要があったからこそ長い年月守り続けてこられたわけです。(守られてきたという方が正しいですが)

戦後、日本国憲法がつくられましたが、日本の悠久の長い歴史や文化、民族性に合ったものなのか感じる人は多いと思います。私たちのご先祖さまが、時代ごとにみんなで話し合い守り続けてきたものを拙速につくられた法律に形式的に照らし合わせて判断(上記判決)して良いものなのでしょうか。

いつの時代も、老若男女を問わず、宗教宗派を問わず、地域の人たちが集まり、絆を結んできたのが神社です。そのことを是非とも多くの皆様に再確認していただきたいと思います。

日本の伝統・文化は世界に誇る財産です

日本の伝統・文化は世界に誇る財産です