世間の企業や商店同様に、神社の運営にも大きな支障が生じていますが、一法人であっても公的な性格から休業や保障を求める事も難しい状況です。
しかしながら、参拝者や職員の安全には今後とも努力を欠かさぬようにしてまいりたいと思います。
さて、3月上旬頃から出張祭典の機会も大幅に減少していますが、今日は屋敷内にお祀(まつ)りされている邸内祠(ていないし)の祭儀奉仕がありました。
「木の伐採(ばっさい)の折、誤って叢祠(ほこら=祠)を損壊(そんかい)してしまい、どうすれば良いか。」との相談を受けてのものです。
祝詞奏上(のりとそうじょう)では、家人の切なく哀れな思いを受け止めつつ、その旨を神さまに奉告(ほうこく)するとともに、今後のご加護を祈りました。