お陰様で、初詣の参詣者を迎え入れる仕度が着々と進んでいます。
事前にお申し込みを頂いている「元旦祈祷」ですが、御神札の名書き作業もようやく終わりが見えてきました。
明日も本格的な外回りの準備にあたりますが、新年に頒布(はんぷ)する守札類を始め、守護矢や熊手などの縁起物、干支(えと)の絵馬や土鈴、根付等、授与品の仕度がほぼ調いました。
境内における犬の散歩はお断りとなりますが、戌年(いぬどし)に因んだ御守類は多数あります。
参道の両脇に一対で置かれた「狛犬」(こまいぬ)は邪気を祓う意味があるといわれていますが、妊婦さんが「戌の日」(いぬのひ)に安産祈願をするのは犬の多産にあやかるとともに、よく吠えて家を守ることから邪気を祓うためとも言い伝えられています。
〝お犬さま〟(ニホンオオカミ)は、当社の御祭神でもある日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征(とうせい)の折に、案内役として活躍し、神使(かみのつかい・つかわしめ)・眷属(けんぞく)として知られています。