雨で延期となっていた水墨画の会による雪洞(ぼんぼり)設置作業が行われ、夕方には綺麗に灯(あかり)が点(とも)りました。
また、人形山車が運行する道路の枝寄せなど、着実に祭礼準備が整いつつありますが、前日(21日)の宵祭(よいまつり)「動座祭」(午後7時斎行)の時間帯が雨予報となっています。
明日は餅搗(もちつ)きを始め、神社周辺の看板立て、境内・境外の注連縄張りなどが行われます。
今晩も太鼓の練習が重ねられています。
雨で延期となっていた水墨画の会による雪洞(ぼんぼり)設置作業が行われ、夕方には綺麗に灯(あかり)が点(とも)りました。
また、人形山車が運行する道路の枝寄せなど、着実に祭礼準備が整いつつありますが、前日(21日)の宵祭(よいまつり)「動座祭」(午後7時斎行)の時間帯が雨予報となっています。
明日は餅搗(もちつ)きを始め、神社周辺の看板立て、境内・境外の注連縄張りなどが行われます。
今晩も太鼓の練習が重ねられています。
今日未明に熊本地方を震源として起こった地震は、推定マグニチュード7.3と前日よりも規模が大きく、一連の地震の「本震」との見解が気象庁より示されました。
度重なる余震に心を痛めるばかりですが、今後雨による影響が及ばないことを祈ります。
さて、今日は北金目神社(平塚市北金目)と神明社(伊勢原市上平間)で例祭が執り行われ、春の大祭も本務社と兼務社1社(日月神社)となりました。
例祭祝詞に続き、熊本地震の一日も早い沈静化と、被災地の人々の安全の祈りを捧げました。
参列の方々も気持ちは同じで、直会(なおらい)でも話題は専ら地震のことばかりでした。
神明社では例祭式に続いて、忠魂碑の御前で例年通り地区戦没者慰霊祭を粛々と執り行いました。
大祭の幟(のぼり)を修復した年月日は、忠魂碑建立と同じ「昭和28年9月21日」と記されています。
戦後間もない時期まで9月21日が例祭日で、その後春の大祭に移行となりました。
長い歴史と伝統を誇る神社ですが、連合国軍の占領が解かれた後、宗教法人法(昭和26年4月3日)のもとで新たな始まりを迎えました。
高々と揚がる大幟といい、石碑に刻まれた文字といい、先人たちが明日の日本、地域の明日を考え、鎮守の杜で一体となって努力してきたことが想像されます。
昨晩の熊本地震において尊い命を落とされた方々に謹んで哀悼の意を表するとともに、被災に遭われた皆様に対し衷心よりお見舞い申し上げます。
震度7を観測した益城町(ましきまち)では、余震の発生回数が多く、尚且つ規模も大きいことから二次災害等の心配もあり、一日も早い終息を願うばかりです。
今日は月の折返しの15日、月次祭を執り行い国家の平安と皇室の御安泰を祈り上げるとともに、被災地の人たちの無事と安らぎを願いました。
さて、今日も大祭準備に明け暮れました。
初夏のような汗ばむ陽気でしたが、例祭式に神職が着装する正装の装束「衣冠」(いかん)の内、上衣(うえのきぬ)である「袍」(ほう)、その下に着ける「単」(ひとえ)、そして括緒袴(くくりおのはかま)「奴袴」(さしぬき=指貫・差貫)を箪笥(たんす)から出して陰干ししました。
例年より早く感じられますが、夕暮れ時、夫婦欅(めおとけやき)で 青葉梟(あおばずく)が「ホーホー」と鳴きました。
今日は文化財のご紹介です。
伊勢原市は神奈川県内でも2番目に文化財が多く、国指定重要文化財が11件、県指定重要文化財が14件、市指定文化財が36件あります。
また、国登録有形文化財が10件登録されています。
大山・日向・比々多地区にその殆どが集中していて、社寺を中心に長い歴史の中で守り伝えられてきました。
伊勢原市では、「伊勢原市歴史文化基本構想」に基づいた文化財の保護や活用とともに、その特性を生かしたまちづくりを進めています。
比々多神社並びに三之宮郷土博物館には、県指定の「うずらみか」を始め、市指定の「こま犬」、「登尾山古墳出土品」、「金銅単竜環把頭」、「尾根山古墳出土品」、「埒面古墳出土品」、「下谷戸縄文遺跡環状列石及住居跡」といった多くの文化財が保管・展示されています。
この度発行された「伊勢原市指定・登録文化財マップ」を持って、伊勢原の歴史や史跡を訪ねてみるのも面白いものです。
この10年間で例祭(大祭)に雨が降ったのは3回ですが、平成22年・24年・26年と一年おきなのが気に掛かるところです。
東日本大震災(平成23年)の年は、協議を重ねた結果、例祭式を厳修して、神賑行事(神輿・山車供奉行列、太鼓)を自粛した上で、復興祈願祭を執り行いましたので、直近6年間では終日晴天での神輿渡御は2度きりということになります。
例祭前日(21日)の動座祭(宵宮)まで、10日間の天気予報が出ました。
伊勢原市のピンポイント天気(日本気象協会)では、幟立て(三ノ宮)の17日(日)は「曇り一時雨」(降水確率60%)、前々日準備の20日(水)は、二十四節気の「穀雨」(こくう)通り「雨のち晴れ」(同80%)、宵宮の21日(木)は「晴れのち雨」(同60%)となっています。
国土創造の神さまに「国土安泰」「五穀豊穣」という大いなる祈りを捧げる大祭ですが、晴れに越したことはないわけです。