2015年4月21日 のアーカイブ

賑々しさと粛々

2015年4月21日 火曜日

雨を気に掛けずに祭典に臨むことができるのは非常にありがたいことです。

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比々多の杜(もり)が暮れ始める午後7時、静寂(せいじゃく)の中を青年会(三和会・栗原祭保存会・神戸青年会)がたたく太鼓の音だけが里内に響きわたりました。

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毎年のことながら、参道(さんどう)を参進(さんしん)するこの雰囲気は、何ともいえない感動に包まれるものです。

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年に一度のご動座(どうざ)、神さまが本殿から神輿(みこし)にお遷(うつ)りなりました。

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太鼓の賑々(にぎにぎ)しさ、一方で祭典の粛々(しゅくしゅく)とした緊張感。

これこそ日本の祭りの素晴らしさです。

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直会(なおらい)では、御神酒(おみき)も進み、明日の例祭本番は楽しく賑やかになる予感がします。

*直会~神事の一部で、神饌(しんせん:神さまのお供えもの)を「神人共食」(しんじんきょうしょく)で頂くこと。

入念に習礼

2015年4月21日 火曜日

昨日はよく降りましたが、まさしく〝 本日は晴天なり〟。

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朝から境内では、三ノ宮自治会の当番で神楽(かぐら)の舞台準備、青年会(三和会・栗原祭保存会)による山車の準備が行われました。

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総代さんは供奉(ぐぶ)行列の祭具準備をはじめ、昨日こしらえた粽(ちまき)を俵(たわら)に詰めました。

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そして、青年会による神輿(みこし)の清掃や飾り付けも予定通り行われました。

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明日の粽行事の習礼(しゅらい:祭儀の予行練習)を入念に行った後、神職も年一度の例祭式の習礼を時間をかけて行いました。

準備万端(じゅんびばんたん)整い、それぞれ沐浴(もくよく:体を清めること)をして動座祭(どうざさい)に臨みました。