2015年4月23日 のアーカイブ

神輿山車供奉行列

2015年4月23日 木曜日

例祭後の直会(なおらい)を終えて間もなく、神輿渡御(みこしとぎょ)の始まりです。

DSC01147

三和会、栗原祭保存会、神戸保存会の青年たちは、それぞれの氏子内において、藁火(わらび)の上を「火渡り」で外清浄(げしょうじょう)、「立ち御神酒」で内清浄(ないしょうじょう)を行い、宮総代の迎えを待ちました。

火渡り

火渡り

気持ちの高ぶりと緊張感が伝わる一場面です。

DSC01196

境内では各青年会の宮詰め時間を、今か今かと待ち受けていました。

出御

出御

供奉行列(ぐぶぎょうれつ)の諸役を召(め)し立て、それに「オー」と呼応する奉仕者に大きな拍手が起こりました。

DSC01205

「出立」(しゅったつ)の合図とともに、行列がお立ちとなりました。

化粧塚

化粧塚

権現堂の化粧塚(けしょうづか)は、昔は旅の装束に着替えるところで、身なりを整えて御旅所(おたびしょ)へ向かいます。

振奉幣

振奉幣の儀

三ノ宮・栗原から神戸渡しとなる前に、宮司が振奉幣(ふりほうべい)を執り行い、神霊(みたま)の更なる発揚(はつよう)を願います。

着御祭

着御祭

神戸の行在所(あんざいしょ)に着御(ちゃくぎょ)すると、お着きの式を執り行い、暫(しば)しの休息となります。

IMG_5566

今度は発輿祭(はつよさい)を執り行い、神幸祭(しんこうさい)も帰りの旅路となります。

里神楽

里神楽

神楽殿(かぐらでん)では、伝統の里神楽(さとかぐら)が演じられ、神話の世界に誘(いざな)われていました。

植木市

植木市

また、境内には植木市や露店が出揃い、行列の帰りを心待ちにしていたと思います。

IMG_5550

いよいよ神戸原からは、行列に三基のからくり人形山車が加わり、祭りの雰囲気も一層華やかに、賑やかになります。

IMG_5545 IMG_5546 IMG_5547

残念なことに、天気予報とは裏腹に、雨粒が落ち始めました。

IMG_5591

この頃には、カメラのレンズを構える愛好家が、黒山の人だかりとなっています。

IMG_5614

宮入を間近に、青年の発する「イヤートーサーセッ」(弥遠長に栄え給え)の声は大きく、太鼓の音も最高潮に達します。

IMG_5627

玉垣に設置された墨絵の雪洞(ぼんぼり)や提灯(ちょうちん)に明かりが灯(とも)り、神さまの還御(かんぎょ)の道を照らしました。

IMG_5645

ご到着を告げる神鐘(かね)が境内に響き、殿内でも報鼓(ほうこ)が打ち鳴らされます。

IMG_5659

神輿は参道を真っ直ぐに、氏子青年の手により殿内に着けられ、すぐさま神霊が本殿へとお遷(うつ)りになります。

粽行事

粽行事

神輿の鎮座(ちんざ)を寿(ことほ)ぎ、当社に伝わる伝統の粽(ちまき)行事が行われました。

最後のお祭り、鎮座祭(ちんざさい)で結びとなり、今年の例祭も滞りなくご奉仕することができました。

DSC01218

ご関係の皆様に感謝御礼申し上げます。

恒久平和の祈り

2015年4月23日 木曜日

天候に恵まれ、何よりのご褒美(ほうび)です。

神饌 (しんせん:お供えもの)

神饌 

多くの皆様のご尽力とご協力により、この日を迎えることができ、感謝の一言に尽きます。

手水の儀

手水の儀

当日(22日)早旦(そうたん)、社殿内舗設(ほせつ)、神饌(しんせん:神さまのお供えもの)準備などを整え、気を引き締めて正服(せいふく)を着装(ちゃくそう)しました。

参進

参進

例祭式に先立ち、手水(てみず)でお清め。

祓所

祓所

時刻、境内所定の祓所(はらえど)において、大麻(おおぬさ)と塩湯(えんとう)にてお祓(はら)い。

DSC01099

お蔭様で、今年も数多くの氏子・崇敬者の方々にご参列いただきました。

祓具(大麻)によるお祓い

祓具(大麻)によるお祓い

鉄棒(かなぼう)の青年による先導で、宮司以下祭員、献幣使(けんぺいし)・同 随員(ずいいん)、総代及び氏子・崇敬者が列次(れつじ)を整えて、御殿(ごてん)に参進(さんしん)しました。

DSC01109

粛々とした雰囲気の中、厳粛に例祭式をご奉仕しました。

DSC01110

天地(あめつち)の 神にぞ祈る 朝なぎの 海のごとくに 波たたぬ世を 昭和天皇御製

浦安の舞

浦安の舞

神楽 浦安の舞

舞姫(まいひめ)が奉奏(ほうそう)する「浦安の舞」(うらやすのまい)に、心静かに恒久平和の祈りを込めました。

DSC01131

例祭式を滞りなく納め、安堵(あんど)の表情で退下(たいげ)しました。

直会(なおらい)の後は、午後の神賑(しんしん)行事が控えています。

退下

退下