2015年2月6日 のアーカイブ

敬神の生活

2015年2月6日 金曜日

今朝一番に工務店の棟梁(とうりょう)がお越しになりました。

昨年の5月に地鎮祭を行った個人住宅の竣工が間近となり、新居におまつりする神棚4宇の注文を承りました。

養鶏業を営む施主さんの信仰は篤く、生活と神まつりが身近なものであることを感じます。

家庭のまつり

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世界に戦慄(せんりつ)が走ったイスラム国の蛮行(ばんこう)は、イスラム教の信仰とはかけ離れたテロ行為そのものであることは疑う余地もありません。

神道は日本人の生活文化から生まれ育ち、変遷してきた信仰であり、唯一神ではなく八百万(やおよろず)の神であり、教祖や開祖は存在せず、特定の教義・経典をもたず、布教活動を行わず、現世を重んじる宗教です。

古来より四季折々恵まれた風土の中で、自然とともに生き、花鳥風月、山川草木に神々を感じ、まつりを通してその恩恵を表してきました。

それ故に宗教と感じせしめるところがないことが大きな特徴です。

お参りはちょっとした安らぎや幸せをもたらすものであり、目に見えぬ大きな力に守られていると感じるものです。

わが心清め清めてよく見ればまことは我が心なり - 橘弘政・心の百首  -