2014年5月7日 のアーカイブ

勾玉

2014年5月7日 水曜日

気づかないうちに梅が随分と大きくなりました。今年は実の数も多そうです。

今日で国府祭の片付けや整理が大方済みました。

と同時に、「まが玉祭」の10日前となり、必要物品の手配や依頼など、例年の事ながら慌てて進めています。

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まが玉祭」は当社のご祭神・天明玉命(あめのあかるたまのみこと:玉造りの神さま)を称(たた)えて、新緑の杜(もり)が最も美しいこの時期に開催しています。

そして、参画団体(武道や芸能など)にとっては、日頃の鍛錬を発表する場として定着してきています。

今年は明治天皇の皇后(こうごう)・昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)が崩御(ほうぎょ=お隠れになること)されて満100年を迎えました。

みがかずば 玉の光は いでざらむ 人のこころも かくこそあるらし

この御歌(みうた)は明治神宮に本日掲げられているものですが、〝日々の努力〟の大切さを諭(さと)してくれるものです。

まが玉守

まが玉守

天照大御神(あまてらすおおみかみ)の〝 岩戸隠れ 〟(いわとがくれ)の神話では、当社ご祭神・天明玉命()が三種の神器(さんしゅのしんき)の一つ「八尺瓊勾玉」(やさかにのまがたま)を作り、同神器の「八咫鏡」(やたのかがみ)とともに榊(さかき)に懸けられました。

『古事記』では玉祖命(たまおやのみこと)と記され同神とされる

勾玉(曲玉)は古代の装身具(そうしんぐ)ですが、胎児(たいじ)の形に似ることから子授け・子育てなど、古くから不思議な霊力(れいりょく)を発揮するものと信じられてきました。

まが玉づくり

まが玉づくり

まが玉祭では大人気の「まが玉づくり講座」を開催しますので、是非とも今に生きる古代文化の魅力を味わってください。