2014年4月23日 のアーカイブ

神輿渡御・山車巡行 その2

2014年4月23日 水曜日

行列が出立(しゅったつ)した後の神楽殿(かぐらでん)では、今年も相模里神楽(さがみさとかぐら:厚木市指定無形民俗文化財)の垣澤社中(かきざわしゃちゅう)による「神代神楽」(じんだいかぐら)が演じられました。

神代神楽

神代神楽

さて、神戸(ごうど)の行在所(あんざいしょ)では着御祭(ちゃくぎょさい)と発輿祭(はつよさい)を執り行いました。

発輿祭

発輿祭

しばしの休息の後、お旅所から帰路お宮へと向かいました。

3基のからくり人形山車

3基のからくり人形山車

三ノ宮(加藤清正)・栗原(先代萩の男之助)・神戸(熊谷直実)のからくり人形山車(3基)も合流しましたが、雨に濡れた人形山車に寂しさを覚えました。

DSC01304

宮入り(みやいり)直前は最も威勢が上がるところ、まさにお祭りのクライマックスです。

ちまき行事

ちまき行事

お神輿がお宮に着御(ちゃくぎょ)となり、お神霊(おみたま)が本殿に鎮まると、寿(ことほ)いで「ちまき行事」が行われます。

DSC01318

雨で疲れも倍以上だったと思いますが、自治会、供奉行列奉仕者、青年会、総代はもとより、警察、交通・防犯指導員などのご協力により、無事に神輿渡御・山車巡行の供奉行列を行うことができました。

DSC01324

境内には短縮授業となった小学生や中学生が露店回りを楽しんでいました。

DSC01390

植木市では記念樹などを買い求めた方も多かったと思います。

植木市

植木市

撮影:増山正芳氏

神輿渡御・山車巡行 その1

2014年4月23日 水曜日

昨日の神輿渡御(みこしとぎょ)・山車巡行(だしじゅんこう)の様子を2回に分けて綴ります。

お火焚き

お火焚き

例祭式の後、午後の渡御準備を整え、各青年会はそれぞれの定められた場所で、外清浄(げしょうじょう)と内清浄(ないしょうじょう)を行います。

立ち御神酒

立ち御神酒

これは「お火焚き」(おひたき)といって、麦わらに火をつけてその上を渡って身の外を清め、「立ち御神酒」(たちおみき)で身の内を清めてお神輿を担ぎます。

三和会

三和会

お宮から総代が青年を迎えに行き、鉄棒(かなぼう)の先導で、三ノ宮、栗原(くりばら)、神戸(ごうど)の順に宮詰めとなります。

栗原祭保存会

栗原祭保存会

供奉行列(ぐぶぎょうれつ)の御立(おたち)に先立ち、所役(しょやく)の名を召し立てて、参道で隊列を整えます。

神戸青年会

神戸青年会

出立(しゅったつ)を待つ人たちの様子は、何ともいえないわくわくとした感じです。

DSC01491

残念ながら、お神輿が鳥居をくぐって間もなく、雨が落ち始めました。

御立

御立

しかしながら、「イヤートーサーセッ」(「弥遠長に栄えたまへ」の意)のかけ声も勇ましく、練りながらも重々しくお神輿は神戸のお旅所へ進みました。

DSC01259

DSC01260

途中、神戸渡しとなりますが、宮司が「奉幣行事」(ほうべいぎょうじ)を執り行い、神威(しんい)の更なる発揚(はつよう)を願い上げます。

奉幣行事

奉幣行事

撮影:増山正芳氏