彼岸に入り、しばらくは祖先のまつり「祖霊祭」が続きます。
今日は3年前にお隠れになられた方の祥月命日(しょうつきめいにち)にあたり、神道では「正辰祭」(せいしんさい)といいますが、三年祭を執り行いました。
さて、本日は職員もお休みが多く、お参りの方もまばらで境内はとても静かです。
そのような中、雉(きじ)の雄が「ケンケン」とかん高い声で鳴きました。周囲を見渡すと、まさしく「雉の草隠れ」(=頭隠して尻隠さず)という言葉通り、小木の間を歩いているのが見つかりました。
また、小啄木鳥(こげら)が「ギーギー」と鳴き声を上げて、嘴(くちばし)で木をたたく〝 ドラミング 〟も聞かれます。
見渡すと梅や河津桜の蜜を吸う目白(めじろ)や高所で営巣に忙しない烏(からす)の姿も見かけます。