12月20日は恒例の年越大祓(としこしおおはらへ)。
定刻午後2時、社務所前から参進し御殿(ごてん)に上がりました。
そして、大祓奉告祭(おおはらへほうこくさい)を斎行(さいこう)。
その後、境内にて大祓神事を執行しました。
祭員とともに参列の氏子・崇敬者が大祓詞(おおはらへことば)を繰り返し奏上(そうじょう)する間、氏子・崇敬者の人形(*ひとがた)の名前を1枚ずつ読み上げ、各家庭の災を祓い退けます。
*人形~形代(かたしろ)ともいう。半紙で奉製した人の形を象(かたど)った人形に、息を3度吹きかけ、体をくまなく撫(な)でて、半年の間に積もり積もった罪穢(つみけがれ)をうつします。
昔はお宮の横を流れる小川に人形を流し、川から大海原に流して祓戸(はらへど)の神さまの浄化力により、罪の消去をしていました。今では、境内において浄火(じょうか)によりお焚き上げしています。
寒風の中、80分にわたる神事を修め、直会(なおらい)では今年一年間を振り返りながら、時の過ぎゆくのを忘れながら、楽しい親睦の一時を過ごしていただきました。
この後、総代さんと神職で忘年会を行いました。