2010年10月 のアーカイブ

一都七県 野球と記念式典

2010年10月6日 水曜日

秋晴れの中、一都七県の青年神職野球大会が開催され、早朝より神宮外苑軟式野球場に出掛けました。

4球場で8チームのトーナメント開催

4球場で8チームのトーナメント開催

この10年、東京1回、埼玉3回、神奈川3回の優勝で、3回雨で中止になっています。

開会式では選手宣誓もあります

開会式では選手宣誓もあります

午後から「神道政治連盟栃木県本部結成40年記念式典並びに神社関係者大会」があり、開会式後の1回戦の応援途中で宇都宮に向かいました。

第1部式典

第1部 記念式典

会場(宇都宮グランドホテル)には、栃木県の多くの神職・総代はもとより、一都七県の関係者約250名が集まりました。第1部は式典で、功労者の表彰も行われました。

第2部 記念講演

第2部 記念講演

第2部は記念講演で、「日本の政治課題と政局の展望」と題して、政治評論家の屋山太郎氏のお話を伺いました。現政権の弱腰外交について批判され、「古代からの長い歴史を紐解いても、大陸と関わった時にろくなことはない。」また、「この140年の官僚内閣制度の内で、最近30年間が悪い」などと、時事通信社での豊富な見識と経験に基づき、的確な分析をされました。

第3部 祝賀会

第3部 祝賀会

第3部は祝賀会で、福田県知事から「道徳教育や信仰の大切さ」についてお話がありました。

 

残念ながら、神奈川は初戦の埼玉戦でサヨナラ負けを喫してしまいました。(埼玉優勝)

工事前のお祓い

2010年10月6日 水曜日

昨日、神楽殿の工事が終わり、七五三の写真スタジオの準備が整いました。

フローリングで雰囲気も良くなりました

フローリングで雰囲気も良くなりました

今年の夏は非常に暑くて、境内の樹木への水遣りも大変でした。また、ご社殿の防火対策を考え、水場を新たに設けることになりました。

工事前のお祓い

工事前のお祓い

全部で4ヶ所設ける予定で工事を進めています。

本殿玉垣周りに水道管を敷設

本殿玉垣周りに水道管を敷設

職人さんにとって、土いじりの前にお清めをすることは、気持ちの上でも重要なことです。ましてや、そこに一生の住まいをつくるとなると尚更です。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

日帰りで京都へ

2010年10月4日 月曜日

「午後から日帰りで京都まで行ってきました。」(禰宜)平成19・20年度神道青年全国協議会事業委員会の打ち上げ会と称して同期会を行いました。

会合の前に、全国にあるお稲荷さんの勧請(かんじょう=御神霊のおいでを乞う)元である伏見稲荷大社にお参りしました。

全国のお稲荷さんの総本宮

全国のお稲荷さんの総本宮

ご存知の通り、お稲荷さんの神使はおきつねさんです。因みに、ここは「いなり寿司」の消費が日本一で、正月三が日だけで25,000個以上が食されているとのこと。そして、その形は三角形。言い伝えによると、狐の顔・耳・稲荷山をイメージしているとか。

神使のおきつねさん

神使のおきつねさん

もちろん、絵馬はきつね(絵狐?)でした。

三角形のきつねの絵馬

三角形のきつねの絵馬

また、テレビのドラマや映画などで知られていますが、千本鳥居は圧巻です。

何ともいえぬ光景

何ともいえぬ光景

何気なく鳥居を見てくぐっていると、母校奉納の鳥居があり嬉しかったです。

5号鳥居 10号鳥居は1,302,000円~

5号鳥居 10号鳥居は1,302,000円~

11月8日に「火焚祭」(ひたきさい)というおまつりが行われます。古くから鍛冶屋(かじや)さんや石工(いしく)、鋳物師(いものし)のおまつりで「鞴祭」(ふいごまつり)というおまつりがあります。(お稲荷さんはこれらの守護神)

社殿

社殿

金属などを製錬、加工するために、火をおこし、火を強めるのに用いる送風装置を「ふいご」「ふきかわ」「はぶき」といいます。『日本書紀』には、鹿の皮で(天羽鞴 あまのはぶき)を作ったと記されています。「たたら」(鑢、蹈鞴)という大型で足踏式のものもあり、「たたらまつり」ともいいます。

夕方、京都駅前に集合して宮川町(*五花街 ごかがい)のお茶屋さんで食事をしながら思い出話に花が咲きました。

*京の6つの花街(はなまち)【上七軒・祇園甲部・祇園東(祇園乙部)・嶋原・先斗町・宮川町】のうち、組合連合会に所属していない嶋原を除いた総称。

語らいのつきない楽しい時間でした

語らいのつきない楽しい時間でした

当時の委員長の粋な計らいで、名前入りの特製記念品をいただきました。

また、委員の皆さんからも“ 感謝の舞 ”なる思いの籠もった人形と、これまた特製の風呂敷をいただき、感動・感謝の連続でした。

IMG_3241

京の都は、桓武天皇が794年(「鳴くよウグイス平安京」)に遷都しましたが、東京に遷るまでの千年余りの間、都として栄えました。『日本後紀』には、そのご聖蹟を「当年の費(つい)えといえども後年(こうねん)の頼り」と記しています。造作には莫大な費用や労力を含め、目に見えない力を費やしましたが、そのことが後年となって歴史の財産として表れたことを物語っています。

個人の行動や地域、国も、このご聖徳から学ぶことがあると思います。

これはどこ?

2010年10月4日 月曜日

秋になり、ウオーキングなどで神社に立ち寄る人が多くなりました。また、周辺の遺跡巡りや、社寺めぐりで歴史を尋ねる人も増えています。

「比々多神社とは」といった場合、広義ではご祭神やご神宝、年間祭事などを含めた歴史的流れ(由緒)、また氏子崇敬者の祈りや願いを寄せる信仰対象のことですが、狭義では社殿そのものや、社務所などの建物、あるいは神職のことをさすこともあります。

境内には、社殿(本殿・幣殿・拝殿)や境内社をはじめ、神楽殿、神輿殿、授与所、社務所、手水舎などの施設があります。今日は、以下に①~⑩の“ 屋根の画像 ”を掲示いたしますので、何の建物か当ててみてください。

① 第1駐車場にあります。

① 車のお祓いをいたします

② お守りを授与いたします

② お守りを授与いたします

③ 神さまの乗り物を納めるところです

③ 神さまの乗り物を納めるところです

④ 鐘をつくところです

④ 鐘をつくところです

⑤ 境内を明るくします

⑤ 境内を明るくします

⑥ 神社の歴史などが掲示されています

⑥ 神社の歴史などが掲示されています

⑦ 参拝者が祈りをこめるところです

⑦ 参拝者が祈りをこめるところです

⑧ 社殿向かって左 火の神さまのお家

⑧ 社殿向かって左 火の神さまのお家

⑨ 幟(のぼり)を納めるところ

⑨ 幟(のぼり)を納めるところ

⑩ 神さまのお家

⑩ 神さまのお家

かなり難しかったと思いますが、境内で屋根の形1つをみるのも結構楽しいものです。

詳しくは境内のご案内をご覧ください。 

<答え>

①祓所(はらえど)②授与所(じゅよしょ)③神輿殿(みこしでん)④鐘楼(しょうろう)⑤燈籠(とうろう)⑥由緒板(ゆいしょばん)⑦拝殿(はいでん)⑧境内社・秋葉神社(けいだいしゃ・あきはじんじゃ)⑨幟格納庫(のぼりかくのうこ)⑩本殿(覆殿)(ほんでん・おおいでん)

  

 

社頭の賑わい

2010年10月3日 日曜日

今日の社頭は、安産祈願(いぬの日)や初宮参りで賑わいました。

安産祈願 ご懐妊おめでとうございます

安産祈願 ご懐妊おめでとうございます

当社で結婚式を挙げられた方(2組)が、安産祈願でお参りに来られました。本当に喜ばしい限りです。また、安産祈祷で偶然に知人と出会い、お互いに喜ぶ姿もありました。これもご神縁かもしれません。

安産祈願 ご懐妊おめでとうございます

安産祈願(2組) ご懐妊おめでとうございます

犬は多産でお産が軽いことから、これにあやかり戌(いぬ)の日にお参りをいたしますが、三宮(産の宮)のご神徳により、元気な赤ちゃんを授かりますようお祈り申し上げます。

初宮参り おめでとうございます

初宮参り おめでとうございます

初宮参り おめでとうございます

初宮参り おめでとうございます

初宮参り おめでとうございます

初宮参り おめでとうございます

初宮参り おめでとうございます

初宮参り おめでとうございます

子孫繁栄が家族の繁栄、国の繁栄の基となります。

兼務社例祭

2010年10月3日 日曜日

兼務社の八剱神社(平塚市上吉沢)・五霊神社(伊勢原市上粕屋)で秋の大祭が執り行われました。

八剱さんより大山を望む

八剱さんより三ノ宮方面を望む

八剱神社は高台に鎮座しているので眺めがよく、今日は済んだ空気の中、大山の稜線がとても見事に見えます。

準備に勤しむ総代さん

準備に勤しむ総代さん

五霊神社(ごりょうじんじゃ)では例祭とともに、地区戦没者慰霊祭が行われました。先の戦が終わって65年、年月とともにその記憶を残す人も減少していきます。世に生きるものの使命を再認識する機会でもあります。

200910040957000

goryou

11月後半からは、兼務社(22社)の新穀勤労感謝祭(新嘗祭 にいなめさい)、大祓(おおはらえ)が順に始まり、忙しくなってきます。

 

夕方、第43回伊勢原観光道灌まつりの「商工まつり」で、お神輿のお祓いがありました。天気予報に気をもみましたが、何とか降られずにすみました。

IMG_3184

万灯神輿(まんどうみこし)

万灯神輿(まんどうみこし)

夜は、万灯神輿に明かりが点され、揺らめく光が幻想的でとても綺麗です。

秋晴れの一日

2010年10月2日 土曜日

伊勢原市内では今日と明日、市民まつりとして「いせはら観光道灌まつり」が行われます。観光協会ライオンズクラブ伊勢原青年会議所、楽天会などの関係で出掛ける予定があります。

また、なでしこ囃子会の子どもたちが太鼓演奏で出場します。明日は、神輿渡御(みこしとぎょ)のお祓いがあります。

山王幼稚園(三ノ宮)他では秋の運動会が行われました。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

社頭ではお宮参りや安産祈願などの人生儀礼出張祭典では地鎮祭などで繁忙な1日でした。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

道灌まつりの一環として、市内小学校対抗の「第6回いせはら独楽チャンピオンシップ」が行われました。

比々多小学校はお揃いのTシャツで出場

比々多小学校はお揃いのまが玉マークのTシャツで出場

比々多小学校は、残念ながら寿命こま(独楽を長く回すことを競う競技)では力を発揮しきれませんでしたが、的こま(得点別の的の中に投げ入れ得点を競う競技)では、6人の選手(低学年2名・中学年2名・高学年2名)が実力以上の得点を重ねて、見事一昨年以来の優勝を勝ち取りました。

的こま優勝メンバー

的こま優勝メンバー

団体競技では、チームの雰囲気やまとまりが大切であり、そういう意味では練習の中で絆が深まり、それが好結果を生んだようです。また、出られなかった人たちに良い恩返しが出来たと思います。日々成長する子どもたちに、沢山の感動をいただいた秋晴れの一日でした。

献納米

2010年10月1日 金曜日

今日から神無月(かんなづき)。3日は五霊神社(伊勢原市上粕屋)、八剱神社(平塚市上吉沢)、10日は南金目神社(平塚市南金目)、11日は疫神社(伊勢原市沼目:日月神社境内社)の各社で例祭が執り行われます。また、17日は比々多神社の正祭・地区戦没者招魂祭、20日は比々多地区老人会健康祈願祭など、秋のお祭りがいよいよ続きます。

10月の社頭ポスター

10月の社頭ポスター

御神前には、崇敬深い篤農家の方から献穀米が上がりました。例年、11月23日の新穀勤労感謝祭までには、感謝の念が込められた多くのお米が奉納されます。

昨年の奉納米

昨年の献穀米

また、10月下旬頃から、比々多地区氏子の皆さまには、ご献納のお願いをすることになります。感謝の真心を氏神さまに捧げていただきますようお願い申し上げます。

比々多中の献納米(昨年)

比々多中の献納米(昨年)

御神田(神奈川県神道青年会)の稲刈りも11日に迫り、刈り入れを待つばかりの状況です。一般の子どもたちの参加も可能です。

今日の御神田の様子

今日の御神田の様子

このところ、強い風雨がありましたが、何とか倒れずに済んだ様子です。

イセヒカリの出来栄えはどうでしょうか

イセヒカリの出来栄えはどうでしょうか

御神田の稲は、伊勢の神宮の神嘗祭(かんなめさい)に奉納される他、県内の多くの神社(182社)に奉納されます。