2010年8月25日 のアーカイブ

百合のように

2010年8月25日 水曜日

猛暑に変わりありませんが、昨日は十五夜の綺麗なお月さまを眺めることができました。来月は、仲秋の名月を拝することができるでしょうか。

旧暦7月15日のお月さま

旧暦7月15日のお月さま

さて、神奈川県の県花は山百合(やまゆり)ですが、百合は 細い茎の割に大きな花がつき、風によく揺れることから  「ゆる(揺)」、それが変化して「ゆり」になったといわれます。漢字の「百合」は漢名で、葉や鱗茎(りんけい)が多数重なり合うことからだそうです。

地中にある球根を「ユリ根(ゆりね)」といいますが、食用になり神社の神饌(しんせん=お供え物)として上げることもあります。    

日本書紀・巻二十四(皇極天皇)には、「夏六月(なつみなづき)、癸卯朔(つちのとうついたちのひ)大伴馬飼連(おおとものうまかひのむらじ)百合の華を奉(たてまつ)る」とあります。

ユリ

駐車場に咲くユリ

「立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹(ぼたん)、歩く姿は百合の花」と綺麗な喩えがありますが、百合は清楚な女性のイメージを持っています。

明日から2日間、比々多小学校の先生2名が社会体験研修で来られます。まだ暑い日が続きそうですが、百合のように姿勢・態度・気持ちをしゃきっと過ごしたいと思います。