2010年4月4日 のアーカイブ

俵づくり

2010年4月4日 日曜日

今朝は早くから総代さんたちが長嶋大総代さんのお宅に集まり、大祭と国府祭に用いる、粽(ちまき)行事の俵(たわら)づくりのご奉仕に励まれました。

薦(こも)編み機

薦(こも)編み機

今年は、神奈川県神道青年会の御神田(耕作者:長嶋大総代さん)で採れた古代米の藁(わら)を使ってつくりました。

手前は押し切り

手前は押し切り

手先の器用な総代さんばかりですが、作業分担をしながら4つの俵を順番に編み上げていきました。

桟俵(*さんだわら)

桟俵(*さんだわら)

*桟俵~俵の両端にあてる、藁で編んだ丸いふた。さんだらぼっち。

桟俵は、上の画像のような木の台の上に両足で乗り、自分で回りながら辛抱強く編み込んでいきます。農家の方は特に器用だと感じます。

俵づくりの様子

俵づくりの様子

桟俵を取り付ける作業

桟俵を取り付ける作業

青々とした俵

青々とした俵

伝統はみんなの力で紡(つむ)いでいくところに素晴らしさがあります。ご先祖さまから代々引き継いできた、お米づくりを中心とする日本文化の深さにもあらためて感慨を深めました。

俵の出来映えに満足そうな総代さんたち

俵の出来映えに満足そうな総代さんたち

お疲れ様でした。皆様の心のこもった俵で良い神事が出来そうです。

兼務社例祭

2010年4月4日 日曜日

今日は兼務社4社(串橋・雷電神社、田中・十二柱神社、入野・八坂神社、千須谷・熊野神社)の例祭です。時間も重なるため、神職2名ずつでご奉仕となりました。

花冷えの厳しい気候でしたが、時折雨粒が落ちる程度で何とか予定通りにお祭り・神賑行事(*しんしんぎょうじ)を行うことが出来ました。

*神賑行事~神賑(かみにぎ)わい。神輿(みこし)や山車(だし)などの氏子区域を巡る渡御(とぎょ)など。

雷電神社

雷電神社 

雷電神社 太鼓連

雷電神社 太鼓連

雷電神社 祭典後の直会*の様子

雷電神社 祭典後の直会*の様子

*直会(なおらい)~神さまへのお供え物をお祭り後にいただき、ご加護をいただく行事。

十二柱神社 祭典前の様子

十二柱神社 祭典前の様子

十二柱神社 地元有志(田盛会)による露店

十二柱神社 地元有志(田盛会)による露店

十二柱神社 子供会作品展(書道・絵画)

十二柱神社 子供会作品展(書道・絵画)

八坂神社 子ども会集合

八坂神社 子ども会集合

八坂神社 新しい太鼓橋のお祓い

八坂神社 新しい太鼓橋のお祓い

熊野神社 直会の様子

熊野神社 直会の様子

境内に多くの子どもたちが集まって、寒さを吹き飛ばすほどの賑わいもありました。神職が奏上(そうじょう)する祝詞(のりと)の締めくくりに、

「子孫八十続五十橿八桑枝の如く立ち栄えしめ給え」(うみのこのやそつづきいかしやぐわえのごとくたちさかえしめたまえ)

とありますが、子々孫々(ししそんそん)まで、家庭や地域が栄えますようにとの願いが込められています。