2016年11月21日 のアーカイブ

斎庭の稲穂に起源

2016年11月21日 月曜日

明日は二十四節気の小雪(しょうせつ)ですが、当地でも明明後日には雪の予報が出ました。

北風が木の葉を散らす季節ですが、午後からの雨で落葉が地面にべったりとしています。

明日の〝いい夫婦の日〟(11月22日)に合わせ、午後には神前結婚式がありますので、境内清掃も張り切るようです。

氏子中の献穀米

氏子中の献穀米

さて、23日(水)は勤労感謝の日です。

宮中(きゅうちゅう)の神嘉殿(しんかでん)では、天皇陛下が新穀を天神地祇(てんしんちぎ)に御親供(ごしんく)なされ、御自ら召し上がりになる新嘗祭(にいなめさい・しんじょうさい)が行われます。また、全国津々浦々の神社では収穫に感謝するお祭りが厳粛に行われます。

当社でも比々多地区内氏子中の新穀、篤農家(とくのうか)の献穀米[粳米(うるちまい)・糯米(もちごめ)](30㎏入/袋)、野菜や果物等をご神前に横山の如く並べて、午前10時に新穀勤労感謝祭を大祭式で執り行います。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)が「吾(わ)が児(みこ)にまかせまつるべし」としてお授けになった「斎庭の稲穂」(ゆにわのいなほ)に起源を発する祭典であり、単に勤労や生産に感謝するものではありません。