朝から冷たい雨が降り、紅葉の絨毯(じゅうたん)が出来ました。
週末は寒波がやって来るようで、真冬の寒さになりそうです。
このところ、お歳暮や来年のカレンダーが到来しています。
寒川神社さんの月暦には、相模国府祭の写真が大きく掲載されていました。
暦は「日読」(かよみ)の転とされ、「読み」は数える意のようです。
明年の暦を読みながら、目先の支度に精励する日々です。
酒祭(11月6日)では新酒の醸造安全を祈願しましたが、氏子の蔵元(吉川醸造)から今年も特別限定酒が届きました。
正月期間は御神酒として参拝者に振る舞う予定です。
このラベルの絵は、神奈川県に所縁(ゆかり)の深い日本画家・俳人・俳画家である飯田九一氏(いいだくいち:明治25年-昭和45年)によるものです。
飯田九一氏は、橘樹(たちばな)郡大綱村(現在の横浜市港北区の一部)に生まれ、父・快三氏は大綱村長や神奈川県議会議員を務めた人です。
氏は俳諧関係の収集家でもあり、それらは県立図書館に保管されています。また、県内の社寺には多くの句碑が残されています。
昨日は二十四節気の一で「大雪」(たいせつ)でした。
西日本では大雪となり、徳島県では孤立する集落も発生し、各地に大きな被害を齎(もたら)しました。
被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げるとともに、早期復旧を願うばかりです。
さて、当地でも冷え込みが一段と厳しく、防寒対策はもとより、風邪や流行性感冒への注意が必要になってきました。
昨日は比々多地区の体力づくりウォークラリーが開催され、多くの人たちで賑わいを見せた境内ですが、週の始まりの月曜日、穏やかないつもの雰囲気が漂っています。
今日から神社に隣接する公道の補修工事が入るとともに、鐘楼の工事、拝殿西側入口の工事など、職人さんの出入りが多くなっています。
また、年越大祓(20日)の人形(ひとがた)の申込みが増え始めました。
社務所では正月準備とともに、節分追儺祭(せつぶんついなさい:2月3日)の案内準備も始まっています。
各地から雪の便りが届くほど、冷え込みの厳しい朝を迎えました。
日中も気温があまり上がらなかったものの、風もなく青空が広がる中、神前結婚式を執り行いました。
ご両家ともご両親と姉妹のみの参列でしたが、お互いの思いが伝わるようなとても厳粛な祝言(しゅうげん)となりました。
当社の主祭神は豊斟渟尊(とよくむぬのみこと)。日本書紀では三番目、古事記では神世七代(かみよななよ)の七番目に豊雲野神(とよくもぬのかみ)として現れる天地開闢(てんちかいびゃく)の神さまです。
事始めの神さまのお導きのもと、新しい門出にあたり、幸あれとお祈り申し上げます。
昨日の強風により、境内の立木が幹の途中で折れました。
幸いにも人や建物に被害が齎(もたら)されずに済んでほっとしています。
大安戌の日の今日は、朝から安産祈願や子授け祈願などがありました。
社頭には「平成27年戌の日早見表」を置いていますが、ホームページ上も間もなく来年のものに差し替える予定です。
また、戸建住宅の新築にあたり地鎮祭奉仕もいくつか重なりました。
地鎮祭申し込みの折には、日時、場所、建主、設計・施工者、参列者数などを事前にお知らせの上、供物や竹、盛砂の準備などについて確認をお願いいたします。
新語・流行語大賞や10大ニュース、今年の漢字など、忘年会でも一年を振り返っての挨拶や話題が広がっているのではないでしょうか。
昨秋の「第62回神宮式年遷宮」 内宮 ・ 外宮 正宮における遷御(せんぎょ)の儀に続き、他の別宮(べつぐう)においても来春まで同祭儀が粛々(しゅくしゅく)と斎行されています。
日本人の公の祈りが連綿と連なり、神さまの甦(よみがえ)りがもたらされる中、〝 お蔭参り 〟(おかげまいり)で伊勢の町は賑わいが絶えないようです。
各家庭や事業所では家族や社員の健康、平穏無事を祈るため、「神棚のまつり」をお勧めします。
毎年、神宮大麻と氏神さまのお神札をおまつりして、佳き年が迎えられるよう祈るところです。
高円宮(たかまどのみや)家の典子女王殿下(のりこじょおうでんか)と出雲大社の千家(せんげ)権宮司のご婚儀は今年一番の慶事(けいじ)であったといえます。
神社でも6日(土)、14日(日)と神前結婚式の予定が入っていますが、和婚の素晴らしさを更に広げていきたいと願っています。
一方で、大雪、集中豪雨、火山災害、台風など自然災害の多い一年であり、特に広島の土砂災害や御嶽山の噴火では数多くの犠牲者が出ました。
改めて被害を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げます。
天皇皇后両陛下には、〝 民安かれ、国安かれ 〟と常に万民安泰(ばんみんあんたい)をご祈念遊ばされています。
自然災害が起きる度に、国民に寄り添われる無私(むし)の大御心(おおみこころ)は、まさに恐懼(きょうく)の限りです。
明年は阪神淡路大震災より二十年、自然を恐れつつ、その恩恵を受けながら自然とともに生きてきた私たちですが、畏(おそ)れと感謝を忘れずにいたいものです。
そして、来年は大東亜戦争終結から七十年を迎えます。
英霊(えいれい)に対する慰霊(いれい)と顕彰(けんしょう)の気持ちで、靖國神社や各地の護国神社にお参りしたいものです。
本格的な冬の到来といえる寒さがやってきましたが、衆院選が公示となった昨日、寒風の中、候補者が街頭で第一声を挙げました。
師走の選挙で投票率が気になりますが、有権者としての責任をしっかりと果たしたいところです。
さて、昨晩は相模中連合支部(中郡大磯町・二宮町、平塚市、伊勢原市、秦野市)の忘年会が伊勢原市内で開催され、管内神職31名が参加しました。
同職同志で様々な話をしながら交流を深めつつ、年末年始の繁忙期に向けて、束の間の憩いの一時となりました。
当社でも、七五三参りのため境内に張ったテントや幟(のぼり)などを片付けて、正月授与品の整理など、体制を切り替えて本腰を入れ始めたところです。
また、元旦から4日まで間、臨時バスの運行が決まりましたので後日お知らせ致します。
今日は比々多神社菊華会の解散式を執り行いました。
少しずつですが会員も増えて、来年は菊づくり教室の開催など、皆さん次の楽しみに向けて意欲満々です。
雨も上がり、日延べとなっていた井戸埋清祓も無事に行うことが出来ました。
年末に向けた工事にあたり、更に気を引き締める作業員の姿は凜々しい感じがしました。
また、本社と工場を同じ敷地に移転した企業では、清々しく開所式に臨まれました。
「お正月もお参りに行きます」とお言葉を頂きましたが、新しい工場設備に皆さん希望が漲っていました。