2014年11月 のアーカイブ

100年ごしのメッセージ

2014年11月3日 月曜日

本日は「文化の日」で、祝日法には「自由と平和を愛し、文化をすすめる」とあります。近代文化が目覚ましい発展を遂げたことから、現行法とともに定められたものです。

そして、明治天皇のお誕生日にあたり、明治期は「天長節」、昭和2年には「明治節」として国民に親しまれて来た日です。

昭和天皇崩御(ほうぎょ)後初めて明治天皇例祭に参りて  今上陛下御製 平成2年

今の世の国の基(もとい)の築かれし明治の御代を尊(とうと)みしのぶ

秋の叙勲受賞者(4029人)が発表されましたが、皇居では文化勲章授賞式が行われ、当地からも長年にわたる功績が認められ、その栄に浴された方々がいらっしゃいます。

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この三連休は七五三参りで賑わった境内ですが、節目を家族で祝い、幸先(さいさき)を祈る日本の文化は、今もこれからも大切にしたいものです。

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明治天皇の御製には、現代を生きる私たちに〝100年ごしのメッセージ〟を与えてくれている気がいたします。

明治天皇御製 明治44年

世はいかに開けゆくともいにしへの国のおきてはたがへざらなむ

明治天皇御製 明治45年

あめつちとともに久しくかはらぬは神代ながらのをしへなりけり

霜月の予定

2014年11月2日 日曜日

今日も七五三参りの人出が多く、伊勢原地区青少年健全育成協議会のウォーキング事業と重なり、境内はしばらく賑やかな時間が続きました。

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さて、遅くなりましたが霜月の行事予定です。

1日(土)月次祭、八剱神社(平塚市上吉沢)七五三、総代奉仕(酒祭清掃整備)、6日(木)酒祭、9日(日)真田神社(平塚市真田)月次祭、15日(土)月次祭、16日(日)神明神社(伊勢原市笠窪)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、17日(月)・18日(火)第41回中・平塚・伊勢原連合神社総代会参拝旅行(一之宮巡りと南房総勝浦温泉の旅)、20日(木)第12回神奈川県神社庁神職大会、22日(土)北金目神社(平塚市北金目)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、雷電神社(伊勢原市串橋)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、23日(日)新穀勤労感謝祭、24日(月)石座神社(秦野市鶴巻)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、八幡神社(伊勢原市坪ノ内)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、30日(日)落幡神社(秦野市鶴巻)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式・大祓、御嶽神社(伊勢原市池端)新穀勤労感謝祭・神宮大麻頒布式、三ノ宮西谷戸組 御神木・鳥居の縄綯い

26.11

感動の結婚式

2014年11月1日 土曜日

午後3時からの氏子さんの結婚式を控え、朝から空とにらめっこ、そんな一日でした。

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花嫁さんは家族とともに暮らした自宅で衣装を身にまとい、神社へと参りました。

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新郎さんは凜々(りり)しい紋付羽織袴(もんつきはおりはかま)姿、新婦さんは美しい赤縁(あかふち)の白無垢(しろむく)姿。

どちらもお似合いのお二人でした。

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若さと笑顔が溢れるご両人に、見ている人たちも唯々(ただただ)引き込まれるようでした。

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小雨が落ちる中でしたが、神職・巫女、新郎・新婦、両親・親族、友人・・・と続いて並び、社務所前に列立(れつりゅう)。

これまでのそれぞれの人生、そしてこれから2人で歩む道を確かめるように、一歩一歩鳥居をくぐり参道へ。

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太鼓連の仲間たちが厳かに、そして祝意を込めた太鼓を打ち鳴らす中、更に御殿(ごてん)へと参進しました。

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式後には雨も上がり、親族はもとより大勢の参列者も、幸せに満ちた笑顔でいっぱいになりました。

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ご結婚おめでとうございます。

両家の親御さんを大切に、幸せな家庭を築いてください。

御礼の手紙

2014年11月1日 土曜日

霜月(しもつき)を迎え、常の如く「月次祭」(つきなみさい)を斎行し、皇室のご安泰と国の安寧、氏子・崇敬者の安全と発展を祈り上げました。

ご神前には氏子・崇敬者より赤飯や野菜の奉納が上がり、月参りの企業や朔日(ついたち)参りの人たちが見られました。

今日は朔日(ついたち)・土曜日・大安とあって、社頭は朝から朔日参り、七五三参り、御朱印参拝などで賑わいました。

また、兼務社の八剣神社(平塚市上吉沢)では七五三祈祷、出張祭典では地鎮祭や家祓、鞴祭(ふいごまつり:鍛冶屋まつり)など、旧職員の手伝いを得ながら一日を過ごしました。

2年前に当社で結婚式を挙げられたお二人が、ご両親とともに家を新築することとなり、地鎮祭の奉仕に伺いました。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

6日に控えた酒祭に先立ち、総代さんたちが沢山(さわやま)の整備作業にあたってくださいました。

三段の滝までの草刈りや清掃、祭場となる滝壺近くの足場や手すり設置など、雨の中での作業は苦労を伴ったことと思います。

残念ながら、その様子を見に行かれませんでしたが、酒祭当日は安心して山に入れそうです。

お礼状

御礼の手紙

さて、職場体験学習をした中学生から御礼の手紙が届きました。

それぞれの思いや感情が率直に伝わる内容ですが、作法の実習はとても印象に残ったようです。

神社を選択した生徒たちに、その特徴を伝えることができて良かったと思います。

御礼の手紙

御礼の手紙

この体験をきっかけに、今後社会について、あるいは親や身近な人たちの職業について、少しでも関心が深まれば幸いです。