暦の上では二十四節気の一つ「小雪」(しょうせつ)を迎えました。
しかしながら、この週末は穏やかな晴れとなり、外出にも好適な陽気となりそうです。
大山の紅葉は見頃を迎えているようですが、当社境内の紅葉はもう少し先のようです。
午後から総代さんが集まり、明日の新穀勤労感謝祭の準備のため、境内外の注連縄(しめなわ)張り奉仕にあたっていただきました。
社殿内の清掃設営も整え、準備万端明日の祭典を迎えるばかりです。
暦の上では二十四節気の一つ「小雪」(しょうせつ)を迎えました。
しかしながら、この週末は穏やかな晴れとなり、外出にも好適な陽気となりそうです。
大山の紅葉は見頃を迎えているようですが、当社境内の紅葉はもう少し先のようです。
午後から総代さんが集まり、明日の新穀勤労感謝祭の準備のため、境内外の注連縄(しめなわ)張り奉仕にあたっていただきました。
社殿内の清掃設営も整え、準備万端明日の祭典を迎えるばかりです。
昨日、第12回神奈川県神社庁神職大会が箱根の地で開催され、県内神職約150名が参加し、当社からも宮司・禰宜が出向きました。
大会では、福島県神社庁の前庁長さんを講師にお招きして「災害の教訓について」と題する講演を拝聴しました。
未曾有の東日本大震災発生による福島県の被害について、①大地震による被害②大津波による被害③原発事故による被害④根拠皆無の風評による被害⑤政府による誤った情報発信による風化被害と、5様態による説明を始め、避難や現状について鋭い視点によるお話を伺うことが出来ました。
また、平成23年5月11日 天皇皇后両陛下には福島県民激励の為に行幸啓されましたが、雨天の中にもかかわらず傘をご使用にならず、海に向かって犠牲者の霊を慰められたこと、福島産の食材を用いて調理された弁当をお召し上がりになられたこと、還御の砌に福島県産の農産物をご私費にてご購入になられ、皇居でお召し上がりになられた御由について、更には氏子さんの感動のエピソードも交えてお話になりました。
首都直下や東海、東南海など、非常事態に遭遇した場合の冷静な視点(虫の目・鳥の目・魚の目)の必要性、平素からの神社での対策や心得などについても、被災者としての経験に基づいた具体的な事例を挙げられ、示唆に富んだ頼りになる内容でした。
神社が公共存在であり、神職が公的な性格であることを深く考え、講演ならではの心の世界を奥深く掘り下げる貴重な機会となりました。
清興では、桂歌助師匠による古典落語を楽しみつつ、年末年始に向けた覚悟を新たにした一日でした。
週の半ばながら、大安とあって朝から七五三参りが続きました。
この3連休には、準備した千歳飴も全てなくなるような予想です。
23日(日)は、初宮参りや七五三参りなど、予約や問い合わせが数多く入っていますが、10時から新穀勤労感謝斎を斎行しますので、祈祷は8時半から9時半、あるいは11時以降となりますのでご注意ください。
当社ではお宮参りの祝着(男児用・女児用)をご用意していますので、ご利用の場合には社務所にお尋ねください。
総代会研修旅行「一之宮巡りと南房総勝浦温泉の旅」の2日目です。
昨日に続いて天候にも恵まれ、風もない穏やかな一日の始まりでした。
勝浦の町は早くから朝市で賑わっていました。
海岸線を眺めながら外房黒潮ラインを走り、房総の南端に鎮座する安房国一之宮、旧官幣大社・式内社の安房神社に到着しました。
2班に分かれて正式参拝し、境内各所で神職から懇切丁寧な説明を受けました。
旅の締めくくりは、坂東三十三観音霊場の三十三番札所、真言宗の古刹(こさつ)・那古(なご)観音(結願寺)へ。
注連縄(しめなわ)の張った山門をくぐり、手水で清めてからご本尊の千手観音菩薩を拝みました。
お蔭様で、充実した内容で2日間の研修旅行を無事に終えることが出来ました。
17日・18日の両日、第41回中・平塚・伊勢原連合神社総代会参拝研修旅行が開催されました。
今回は管内から106名、当社からは禰宜と権禰宜、氏子・総代8名、また兼務社から6社21名が参加してバス3台の旅路となりました。
「一之宮巡りと南房総勝浦温泉の旅」と題し、相模国を出で立ち、常陸国(ひたちのくに)、下総国(しもふさのくに)、上総国(かずさのくに)、安房国(あわのくに)と房総半島を北から南に縦断しました。
先ずは、常陸国一之宮、旧官幣大社・式内社の鹿島神宮に正式参拝しました。
宮司さん自ら境内一円を丁寧にご案内くださいました。
竣工したばかりの立派な祈祷殿、国宝の直刀などを納める宝物館などをゆっくりと拝観しました。
境内では菊の展示もあり、国家守護神のご神徳を十分にいただきました。
続いて、下総国一之宮、同じく旧官幣大社・式内社の香取神宮にお参りしました。
当所は自由参拝の予定でしたが、ご歓待、おもてなしをいただき、昇殿参拝することになりました。
公用でお出かけ前の宮司さんからも、親しくご挨拶を賜り、名物「厄落とし団子」をいただきました。
こちらでも展花展が開催され、境内に品位のある菊の香りが漂っていました。
初日の締めくくりは上総国一之宮、旧国幣中社・式内社の玉前神社に参拝しました。
日暮れ間際の参拝となりましたが、修理工事実施中の社殿の様子を垣間見ることができました。
勝浦温泉に無事到着し、温泉で一日の疲れを流した後は、懇親の夕べを楽しく和やかに過ごしました。
七五三の参拝も落ち着いた午後3時、スペイン人男性と日本人女性の神前結婚式を執り行いました。
落ち葉が舞う中を参進し、約60名の参列者が御殿に入りました。
とても陽気なスペイン人ですが、祭典の厳粛さを感じ取り、終始真剣な面持ちで儀式に臨んでいました。
日本人に比べると大柄な新郎さんですが、和装がとてもお似合いで、誓詞(ちかいのことば)では、外国人横綱の口上のように、はっきりとした丁寧な言の葉を神前に上げていました。
お互いの家族や文化を理解するからこそ実現した国際結婚ともいえますが、更なる信頼のもと、仲睦まじく暮らして欲しいと願うばかりです。
ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに!
Muchas felicidades !
霜月も折り返しの15日、月次祭(つきなみさい)を斎行し、皇室のご安泰と国家の安寧、氏子崇敬者の安穏と発展を祈り上げました。
残り一月半で新年を迎えますが、様々な準備で気ばかり焦る時期でもあります。
さて、今日は11月15日の「七五三」。
農業まつりや各小学校のふれあいまつりなど、市内外でも各種行事が開催されたこともあり、土曜日ながら少し寂しい七五三となりました。
逆に明日は多くの予約や問い合わせが入っていますが、今月末ぐらいまで分散化の著しい七五三です。
一方で、一般住宅や集合住宅の地鎮祭、工場安全祈願祭などの出張祭典などもありました。
産業廃棄物収集運搬業を営む会社では、事務所にお祀(まつ)りする神棚に向かって業務安全を願い上げました。
従業員も一緒に工場内の四方をお清めし、更なる安全の思いを込めていました。
12日の夕刻、当社で神奈川県神道青年会の部会が開催され、御神田で収穫されたイセヒカリと古代米の袋詰め作業が行われました。
青年神職が真心込めて育てたお米が、県内186社の神社に届けられ、各社の新嘗祭(にいなめさい)などでご神前に供えられます。
また、台風の影響で稲刈事業を断念しましたが、田植え作業を行ってくれた小学校に、本日御神田の粳米(うるちまい)を60㎏寄贈しました。
当社のご神前には、崇敬深き多くの篤志者から初穂米が上がっています。
ここ数日、比々多地区内の各自治会からも、集められた奉献米が納められています。
23日(日)には、実りに感謝する新穀勤労感謝祭を斎行します。
インドネシア・バリ島と伊勢原の国際交流活動に励むNPO法人たこ凧揚がれの交流事業で、インドネシア国立ウダヤナ大学から農業研修の学生(2名)さんがお参りになりました。
牧場や生産農家などの視察の合間に立ち寄って下さいましたが、参拝作法や心得、神輿に触れながら、神社の雰囲気を感じて頂きました。
また、三ノ宮郷土博物館の展示物を通して、古代文化の一端をご紹介しました。
バリはヒンドゥー教の信仰が強く、祖先崇拝や土着の儀礼を重んじ、清浄を尊ぶ点では日本人の信仰に近いところがあるようです。