昨日に比べて多少涼しいでしょうか。
境内ではポツポツと蝉が鳴き始めました。
今朝は8時半過ぎには真田神社(平塚市真田)に向かい、例祭式の準備を整えました。
境内の常夜燈(じょうやとう)には、〝 神徳遍照 〟と彫られていますが、昨日は100名近い子供たちがその恵みを受けたことと思います。
今日は学区の校長先生も児童の安全を願って式に参列されました。
石橋山の戦いで源頼朝に呼応して挙兵した真田(佐奈田)与一義忠は、氏神さまである真田神社をとても尊崇しました。
この戦いにおいて俣野五郎景久と組み合った与一は、痰(たん)がからんで声が出ず、助けを呼べずに討ち死にしたといわれていますが、鬼灯(ほおずき)の根を煎じて飲用すると痰に効くことから、古くは境内に鬼灯の市(いち)が出て大変賑わったそうです。
途中雨が落ちてきましたが、例祭式はもとより、発輿祭(はつよさい)から道中の神輿渡御(みこしとぎょ)、鎮座祭に至るまで、無事に諸事進められました。
夕方過ぎには抽選会や露店などを楽しみに、家族連れや子供たちが大勢集まりました。
今年も真田の天王さんのお祭りが賑やかに和やかに執り行われました。
これも遍(あまね)く照らす神さまの恵みあってこそです。