2014年7月7日 のアーカイブ

台風に警戒を

2014年7月7日 月曜日

今日は二十四節気(にじゅうしせっき)の一で「小暑」(しょうしょ)。

暑気に入り蝉が鳴き始める頃ですが、まだ境内では聞かれません。また、梅雨明け間近の集中豪雨の季節でもあります。

この季節の「南風」(みなみかぜ・なんぷう・みなみ・はえ・まぜ・まじ)「大南風」(おおみなみ)のことを、漁師や九州の人たちは、梅雨入りの頃暗い空模様の時に強く吹くのを「黒南風」(くろはえ)、半ばが「荒南風」(あらはえ)、明ける頃が「白南風」(しらはえ・しろはえ)というそうです。

集中豪雨では河川が増水により氾濫し、洪水となることがありますが、これを「出水」(でみず)「夏出水」「梅雨出水」「出水川」(でみずがわ)などといいます。

taifu

昭和天皇 御製

伊勢湾台風 昭和34年

皇太子(ひのみこ)をさし遣はして水のまがになやむ人らをなぐさめむとす

さて、気象協会によると、今回の台風8号は10年に一度といわれる非常に猛烈な台風に発達。梅雨前線の活動が活発化していることから大雨の恐れ、さらに台風の速度が遅いことから、広範囲に大荒れの天候をもたらす、なとが予想されるようです。

気象情報に注意し、十分に用心して欲しいと思います。