2014年7月 のアーカイブ

神徳遍照

2014年7月13日 日曜日

昨日に比べて多少涼しいでしょうか。

境内ではポツポツと蝉が鳴き始めました。

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今朝は8時半過ぎには真田神社(平塚市真田)に向かい、例祭式の準備を整えました。

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境内の常夜燈(じょうやとう)には、〝 神徳遍照 〟と彫られていますが、昨日は100名近い子供たちがその恵みを受けたことと思います。

今日は学区の校長先生も児童の安全を願って式に参列されました。

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石橋山の戦いで源頼朝に呼応して挙兵した真田(佐奈田)与一義忠は、氏神さまである真田神社をとても尊崇しました。

この戦いにおいて俣野五郎景久と組み合った与一は、痰(たん)がからんで声が出ず、助けを呼べずに討ち死にしたといわれていますが、鬼灯(ほおずき)の根を煎じて飲用すると痰に効くことから、古くは境内に鬼灯の市(いち)が出て大変賑わったそうです。

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途中雨が落ちてきましたが、例祭式はもとより、発輿祭(はつよさい)から道中の神輿渡御(みこしとぎょ)、鎮座祭に至るまで、無事に諸事進められました。

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夕方過ぎには抽選会や露店などを楽しみに、家族連れや子供たちが大勢集まりました。

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今年も真田の天王さんのお祭りが賑やかに和やかに執り行われました。

これも遍(あまね)く照らす神さまの恵みあってこそです。

天王さんの宵宮

2014年7月12日 土曜日

今日は〝 真田の天王さん 〟 として親しまれる真田神社(平塚市真田)の宵宮(よいみや)です。

午後から宮司以下3名で祭典準備を万端整えました。

一度お宮に戻り、潔斎(けっさい)して身を清め、動座祭(どうざさい)に臨みました。

臨時の巫女さんに祭典指導

臨時の巫女さんに祭典指導

真田神社は旧郷社という社格を有し、大正2年6月10日付で大嶋久満次県知事より「神饌幣帛料供進神社」(しんせんへいはくりょうきょうしんじんじゃ)に指定された由緒正しきお宮です。

動座祭 お宮に参進

動座祭 お宮に参進

疫病(えきびょう)除けの神さま(スサノオノミコト)をおまつりし、近郷より多くの人たちがお参りになります。

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昼間は2基の子供神輿が「ヨイヤサ、ヨイヤサ」と賑やかに氏子区域を渡御(とぎょ)しましたが、夜は「ドッコイ、ドッコイ」と多くの担ぎ手で盛り上がりました。

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明日は午前10時から例祭式、夜まで真田の地はお祭り一色です。

行在所(あんざいしょ)に着御(ちゃくぎょ)

行在所(あんざいしょ)に着御(ちゃくぎょ)

台風一過、一気に猛暑日。

2014年7月11日 金曜日

お蔭様で台風一過、風神さま・雷神さまも荒ぶることなく、平穏無事で何より、新しい朝を迎えることができました。

青空が空一面に広がり、一気に猛暑日となりました。

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本日は障害者就労支援施設において、施設の清祓と職場の安全を祈り上げました。

厳暑の中、白衣や狩衣(かりぎぬ)も汗でびっしょりとなりました。

堪(こた)える暑さが続くようなので、こまめに水分補給をして、熱中症には十分に気をつけたいと思います。

職場の安全をお祈り申し上げます

職場の安全をお祈り申し上げます

さて、イソップ寓話の「アリとキリギリス」では、事前の備えをしたアリを良しとする考えと、蓄えばかりで他に施しをしないアリよりも楽しく生きたキリギリスを良しとする考えがあるようです。皆さんはどちらを良しと考えますか。

当社では夏の行事が少ないこともあり、この時期に冬(1-2月)の準備を着々と進めています。

特に、案内文の宛名書きは、時間を要することもあり、この夏場に筆を執るようにしています。

女子神職会総会

2014年7月10日 木曜日

各地から台風による川の増水や土石流、浸水など、記録的な大雨による甚大な被害状況が伝えられています。

罹災(りさい)に遭われた方々にお見舞い申し上げますとともに、今後被害が最小限にとどまることを願うところです。

当地ではお昼前から小雨が降り出しましたが、日が暮れるまでは比較的穏やかな状況でした。

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本日は予(かね)てより計画されていた神奈川県女子神職会総会のため、県内各所から女性神職の皆さんが集まりました。

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昇殿参拝(正式参拝)の後に参集殿に移り、総会が行われました。

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総会では活発な意見も出され、上程議案も全て審議されました。

続いて、「保護者としての神職と地域社会」という命題で、禰宜が1時間の講話をさせていただきました。

全日程を終えて

全日程を終えて

今後とも女性ならではの、女性らしい視点で、更なるご活躍・ご発展をお祈り申し上げます。

泣き相撲のお知らせ

2014年7月9日 水曜日

今日の午前中は曇り空、午後になって小雨が降り出しましたが、静かな梅雨の雨といった具合です。

境内では鳥たちも台風前の静けさを感じ取っているように見えました。

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さて、先日のブログ(6月27日)やホームページの最新情報にも記しましたが、「一心泣き相撲比々多場所」を9月7日(日)に開催いたします。

100名限定となっていますので、お早めにお申し込みください。

お申し込みはこちら

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安全祈願碑

2014年7月8日 火曜日

北上していた台風8号は、沖縄を暴風・高波・大雨で包み込み、次第に進路を西に変えて九州へと向かっています。

日本は広いもので、当地はかんかん照りの陽気となり、蝉の初鳴きも聞かれました。

明日は台風対策を講じたいと思います。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

晴れの佳き日、本日は一般住宅や共同住宅、宅地造成などの地鎮祭、また井戸埋清祓などの出張祭儀が重なりました。

解体工事安全祈願祭

解体工事安全祈願祭

製造業を営む工場では、新しい施設の建設計画があり、解体工事にあたり安全祈願祭を執り行いました。

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工場内の神棚もしばらくは事務所に引っ越しとなります。

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敷地内の安全祈願碑において、参列者全員で願いを込める様子がとても印象的でした。

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台風に警戒を

2014年7月7日 月曜日

今日は二十四節気(にじゅうしせっき)の一で「小暑」(しょうしょ)。

暑気に入り蝉が鳴き始める頃ですが、まだ境内では聞かれません。また、梅雨明け間近の集中豪雨の季節でもあります。

この季節の「南風」(みなみかぜ・なんぷう・みなみ・はえ・まぜ・まじ)「大南風」(おおみなみ)のことを、漁師や九州の人たちは、梅雨入りの頃暗い空模様の時に強く吹くのを「黒南風」(くろはえ)、半ばが「荒南風」(あらはえ)、明ける頃が「白南風」(しらはえ・しろはえ)というそうです。

集中豪雨では河川が増水により氾濫し、洪水となることがありますが、これを「出水」(でみず)「夏出水」「梅雨出水」「出水川」(でみずがわ)などといいます。

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昭和天皇 御製

伊勢湾台風 昭和34年

皇太子(ひのみこ)をさし遣はして水のまがになやむ人らをなぐさめむとす

さて、気象協会によると、今回の台風8号は10年に一度といわれる非常に猛烈な台風に発達。梅雨前線の活動が活発化していることから大雨の恐れ、さらに台風の速度が遅いことから、広範囲に大荒れの天候をもたらす、なとが予想されるようです。

気象情報に注意し、十分に用心して欲しいと思います。

いせはら塔の山緑地公園

2014年7月6日 日曜日

大型で非常に強い台風8号が日本の南を北上中で、その動きに警戒するところです。

御神田の様子

御神田の様子

本日は「神奈川県立いせはら塔の山緑地公園」の北側メインエントランス及びパークセンター完成の記念式典が行われました。

伊勢原市三ノ宮と坪ノ内にまたがる通称「塔の山」を中心にした約33ヘクタールの区域に計画される公園で、用地買収方式ではなく、地権者の理解(無償借地契約)を得た上で、緑地保全を主にした県内初の方式のようです。

今日は御朱印など、比較的多くのお参りがありました。

参拝者の御朱印帳

参拝者の御朱印帳

恵みに感謝

2014年7月5日 土曜日

7月最初の土曜日、朝から総代さんが集まり、元宮(もとみや)や土手の草刈りなどに汗を流していただき、床屋さんに行ったように清々しくなりました。

地鎮祭 おめでとうございます

地鎮祭 おめでとうございます

さて、本日は小雨の一日ながら、地鎮祭や水神祭など、各種出張祭儀がありました。

水神祭 邸内の湧水池

水神祭 邸内の湧水池

上平間地区では水神祭、熊野神社(平塚市千須谷)の境内社、八坂神社・水天宮において、水の恵みに感謝の祈りを上げました。

水脈豊富な邸内の池

水脈豊富な邸内の池

上平間では、早朝より生産者を中心に池さらいをして周辺を整え、脈々と湧く水の音に癒やされながら、清々しい気持ちで奉仕させて頂きました。

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例年のことながら、水神さん、お稲荷さん、天王さん、龍神さん、弁天さんと、小さな祠(ほこら)にお祀(まつ)りされる神さまですが、地域の人たちの信仰の深さ、伝統の大切さを感じます。

龍神さん

龍神さん

お盆前の祓行事

2014年7月4日 金曜日

本日から3日間、平塚駅前では七夕まつりが開催されています。

梅雨の最中につき、天候が気になるところですが、今年も多くの人たちで賑わうことと思います。

都会では7月7日、旧暦では8月2日、また月遅れでは8月7日と、地方により異なりますが、短冊に祈りや願いをこめるのは古き良き風習です。

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今月は神社での恒例行事がありませんが、1日のブログでお伝えしたように、兼務社の例祭や大祓・水神祭などが続きます。

社務所では日々、その細かな準備にあたっています。

麻苧(あさお)と木綿(ゆう)

大祓で用いる麻苧(あさお)と木綿(ゆう)

しばらくは大祓が続きますが、七夕(仙台)やねぶた(青森)、竿灯(秋田)、花笠(山形)などは東北の短い夏を楽しむとともに、祖霊を迎えるお盆前の祓行事ともいわれています。

これから夏本番の季節となりますが、清く明るい、穏やかな心でご先祖さまをお迎えしたいものです。